GW期間(4/26~5/5)、ケニアに添乗業務へ行かせていただきました。
一般的に大雨期と呼ばれるこの時期(3月~5月)に訪問するのは、久方ぶりでしたので、とても楽しみでもありました。
何が楽しみかと言いますと、この時期は、その「景色」の一言に尽きます。まず、雨が余計な塵や埃を取り除いてくれるために、見通しが良く利きます。アンボセリ国立公園では、雲がかからなければ、とてもクリアにキリマンジャロの雄姿を見る事ができます。
そして、雨期に入り、急激に青々と成長をした草が、公園(保護区)の景色を彩ります。
それに加えて、この時期特有の雲(わた雲、入道雲などが入り混じった)と、空の藍が相まって、絶妙な景色を作り出します。
動物達もきっちり雨のシャワーを浴びて、見事な毛並みを魅せつけてくれます。
また、この時期は、サファリカーの数も少なく、のんびりとしたサファリを楽しむ事ができます。
タイミングによっては、公園のロッジが貸切りなんてことも(実際、今回マサイマラで宿泊したロッジの初日は、宿泊客14名の内12名が道祖神のお客様でした)!?
雨期の良い所ばかりを書き連ねましたが、もちろんマイナス面もあります。
雨が集中すると、公園(保護区)内全般の舗装されていない道はぬかるみ、通る事ができない道ができたり、車がスタックしたりと、動物サファリや移動に支障をきたす事も度々あります。
大雨期は3~5月とご案内しましたが、その中で雨が集中するのは、例年1か月程度(2か月程度続く事もあります)。今年のGWは、ちょうどその終わり頃だったようで、雨の影響はほとんど無く、おかげで、ご参加の皆様には、この時期の良い面を見ていただく事ができました。
天気の事なので、毎回上手くいくとは限りません(それは乾季も同じ事が言えますが)。
あとは、皆さまの日頃の行いにかかってくるのかもしれません。
身近にいらっしゃる行いの良い方か、晴れ男(女)のご家族、ご友人をお誘い合わせの上、是非、雨期のケニアにトライしてみてください!
荒木