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2014.03.07発 シアバター&モリンガの郷 ニャガドゥ村に滞在 ブルキナファソ 10日間

ブルキナファソには、ドバイ・カサブランカ経由で行きます。往復ともにカサブランカでは約8時間の待ち時間があります。行きは、希望者の方々と、空港駅から電車に乗って市内観光へ。メディナやハッサン2世モスクを見学します。帰りは、空港近くのホテルで休息です。

モロッコ最大、世界で5番目に大きいハッサン2世モスク

このツアーの特徴は、アフリカでも最近は少なくなってきています人々の素朴さと伝統的な習慣が残る村に滞在し、地元の人々や生活、文化・習慣に触れてもらうことです。朝はニワトリの声と共に目覚め(早起きし過ぎるのが問題ですが…)、夜は満点の星と共に眠ります。
滞在中の主な内容をご紹介しますね。ゆっくりされたい方は、自由参加をご希望して頂くことも可能です。
伝統的なシアバターの製造見学とシアバター&豆ご飯の昼食

シアバターの実

種子の中の胚


胚を細かく砕き、殻をふるい分ける

砕いた胚を更に細かく砕く

練り状になるまで木臼で砕く

更に石の上で練る

鍋の中でこね回し、熱を加えることで油分との分離をしやすくする

ココア色のペースト状になったところで、40度から45度の温度を保つように水を加えながら強く練っていく。練り続けると、少しずつ油分が浮いてくる。

浮いた油をカラバシの容器へ

出来上がったシアバターと、悪人などが触れないようにするおまじない

作りたてのシアバター&豆ご飯の昼食

デム湖畔でモリンガ茶製造体験とバーベキューの昼食

モリンガ葉の採取

採取した葉



お土産にマイ・モリンガ茶の完成

デム湖で手作りボート乗り

私たちを乗せた後、自宅へ自転車を乗せて帰る船頭さん

湖畔でバーベキューの昼食

酋長の住むデルガ村のパレス見学とタムタムによる語りと演奏

パレスとデルガ村の全景


酋長

酋長お抱えのタムタム楽団で世襲制。タムタムの音は、言葉の意味を持つ。

パレスで酋長と昼食

自転車でデルガ村の散策

デルガ村内

村の小学校

3日に一度開かれる青空市場

金の伝統的採掘現場見学

深さは約30メートルで全て手掘り

地下で働く人に手動で空気送り


ロバ(希望者)に乗ってロック山へ

ロック山の頂上

地元のパン作り体験

細長いパンの形作りが難しいです。トタン屋根の一部にパンを並べる素晴らしいアイディアです。


朝食のパンの出来上がり。特に焼きたては、本当においしいです。

最後の夜は、ニャガドゥ村の女性たちとダンスです。女性だけが輪になり手拍子、そして2人ずつ輪の中に入り、お尻どうしをぶつけ合います。私も入りましたが、アフリカの女性の立派なお尻に飛ばされました(苦笑)

続いて、食事です。村滞在中は、地元の料理を堪能して頂きます。もちろん、モリンガ葉を使った伝統的な料理も出ます。

首都のワガドゥグで、地元の大衆レストランでの食事

次からは、村滞在中の食事の一例です。

スンバラ(豆)ご飯

酋長の息子手作りも野菜たっぷりシチュー(モリンガの鞘入り)

卵と魚入りシチュー

玉ねぎと魚入りモリンガ葉ボール

魚とチキン入りモリンガ葉の伝統的シチュー

赤飯と似ている豆ご飯とマカロニ

デム湖畔の農園でとれた新鮮な野菜サラダと肉入りマカロニ

最後に宿泊する場所のご紹介です。首都のワガドゥグとカヤ市は、電気も水もエアコンもあるホテルに滞在します。

首都のワガドゥグのホテル

カヤ市で宿泊するホテル

村での宿泊場所には、電気はありません。電気は懐中電灯やランプ、水は大きな容器に入れて準備しています。お客様が持参されたロウソクの灯りで食べた夕食も、素敵な雰囲気で良かったです。
次回のツアーは、2014年10月の予定です。

ニャガドゥ村の宿泊所

部屋の様子

トイレとシャワー室(ただし水は手動で!)

藤井千恵美

道祖神