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2015.12.26発 ”天空の王国”レソト・ポニー・トレッキングと初日の出 9日間

2015~2016年の年末年始は、レソト&南アフリカに行ってきました。
レソト自体、私にとっても約15年ぶりの訪問でしたが、国は緩やかに発展しているものの、ソトの人々(ソト人の国=レソト)の穏やかさや伸びやかさ、フレンドリーさは変わらず、今回もゆったりと滞在し、馬の背に揺られ、見事な山々の景色の広がりの中を旅してきました。

このツアーは年末年始の9日間という短い期間のツアーですので、見所とアクティビティーを絞った内容になっていますが、レソトでのポニー(馬)・トレッキングと、南部アフリカで最も標高の高い峠サニ・パスでの初日の出観賞が2本の大きな柱となっているツアーでした。
ポニー・トレッキングは文字通り、ポニー(小型の馬)に乗っての山歩きで、日本の一般の方が想像されるだろう、観光牧場などにいる小さな馬ではなく、一般的に考えたら普通の馬(定義上は背の高さが147cm以下の馬はポニーと呼ぶそうです)なのですが、日本、モンゴルやカナダで乗馬をされた経験のあるご参加者の方が「こんなにおとなしく、扱いやすい馬は乗ったことがない」とおっしゃるほどで、半日体験乗馬から1泊2日のホース・トレッキング、そして滞在最終日のオプショナルでの半日乗馬と、私も含めご参加者の皆さん全員で、滞在中は目いっぱい馬に乗る楽しみを味わいました。
レソトの高原風景。雨の量が足らず、どこも乾いた景色が広がっていました。
レソト生まれの白人オーナーが経営する名物ロッジ、「セモンコン・ロッジ」。ロッジの前を人や家畜が行き交います。
セモンコンロッジのコテージ。決して贅沢ではないですが、味のある素朴なつくりで、部屋内もすっきりしており、落ち着けます。
すっきりアレンジされたロッジの部屋内。
ロッジの前を行き交うブランケット(民族衣装のようなもの)をまとった人々と馬たち。
カラフルなブランケットにニットキャップ。男性は+ゴム長靴がレソトの人々の正装のようなものです。

『レソト王国』というアフリカ南部の、一見マイナーで、地味な国を舞台にしたツアーではありますが、ちょっとだけ冒険心のある方向けとしては、弊社のツアーの中でも指折りの面白いツアーの一つではないかと思います。帰国後に写真で見るとなんとも地味なのですが、馬に乗って山道を旅することがこれほど面白いとは!と思い知らされた旅でした。しかし、この魅力が伝えづらいのがなんとも・・・もどかしいところです。

ポニー・トレッキングに利用する馬。モンゴルのものより大きいですが、どことなくアジアの馬の雰囲気があります。
モンゴルの馬度と大きく違うのは、トレッキングで移動する場所が、山や谷を多く含んでいること。こんな山道も馬は力強く歩いていきます。
雨が少ない中でも、花を咲かせている植物がありました。
2時間馬に乗って、20分程度の休憩。人は水分を摂り、馬は草を食みます。
トレッキング中に宿泊したソト人の伝統的小屋。中は土間で、その上にマットと寝袋を広げて寝ます。
小屋の内部。女性ガイドの一人が、荷馬を引くことに疲れて休憩中。
ポニー・トレッキング中の朝食。
ポニー・トレッキングで滞在する村は、牧畜を営むごくごく一般的な家庭です。
馬旅の醍醐味は、道がなく、車が走れない山々に分け入ることができること。視界も開け、爽快です。
アフリカで最も標高の高い峠「サニ・パス」の上2,873mで望む初日の出。
レソトと南アフリカの国境には、未舗装のつづら折の道が延びています。
ドラケンスバーグ山脈の麓、コバム保護区内を岩絵を訪ねてトレッキング。
コバム保護区に残された、サンによって描かれた岩絵

馬に全く乗ったことがない方でもやる気さえあればご参加いただけますし、ご心配な方は日本各地の牧場や乗馬クラブで企画されている体験乗馬に半日でもご参加いただければ、安心してご参加いただけるのではないかと思います。日本やモンゴルでは振り落とされる可能性もおおいにありますが、レソトの馬たちはその心配をほとんど感じないほどおとなしく、従順な馬たちです。
『初日の出』はありませんが、ホース・トレッキング(2016年バージョンは「ポニー」から「ホース」に名称を変更します)、サニ・パスと岩絵の見学はそのままに、10日間のツアーを2016年GWにも企画します。一見地味に見えてジワーッと面白い、当ツアーへのご参加を是非ご検討ください!
羽鳥

道祖神