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2016.08.17発 ボツワナ・キャンプ オカバンゴからチョベへ 11日間

少し時間がたってしまいましたが、8/17~8/27の11日間、弊社の夏のツアーで最も人気のあるツアーの一つといっても過言ではない、少人数6名様限定の「ボツワナ・キャンプ オカバンゴからチョベへ11日間」に添乗させていただきました。

上空から見下ろしたオカバンゴ・デルタ
川沿いの湿地にゾウがいるのが小さく見えます

今年のオカバンゴも、昨年の干ばつの影響では水量が例年より少なく、上空から見たデルタはこの時期の通常のデルタより大幅に水が少なく(と言っても私が直近で訪れた昨年の10月よりは大幅に回復していました)、滞在したモレミ野生動物保護区、チョベ国立公園サブティ・エリア、チョベ国立公園リバーフロント・エリアの3か所のうち、モレミとサブティの2カ所では水が例年より少ないことが実感でき、特にモレミではその影響でか例年のレベルを少々下回る数の野生動物たちが見られたに過ぎませんでしたが、さすが「サファリ大国」ボツワナ、サブティとチョベ川周辺ではしっかりと多くの野生動物を見ることができ、クオリティの高いサファリを堪能することができました。

力比べ。少ない水場に巨体のオスゾウが集まるとこうなります
弓型の角が美しいセーブルアンテロープ
見事にねじれた角を持ったクドゥのオス
水が少なく、カバが密集している姿をよく見かけました

キャンプのワイルドさもやはりボツワナならでは。夜はテントの横をゾウが通り抜けていき、キャンプの前を流れる川で繰り広げられる水浴びの音で起こされ、キャンプ地に通じる車道をヒョウが横切り、昼間は川向こうの湿地にウォーターバックが訪れます。トイレは穴を掘ってトイレ用の椅子を載せただけの簡易式、シャワーも量が限られたバケツシャワー(でもお湯は用意されます)というワイルドなものですが、キャンプは初めてというご参加者の方も、『自然との距離が近い滞在』を大いに楽しまれていたようです。

モパニの木立の中の快適なキャンプ
元5つ星ロッジのシェフだったコックさんが腕を振るいます

サファリの方はというと、ヒョウやライオンなどの大型ネコ科動物との遭遇率が高いことで知られている地域、という評判を裏切らない露出ぶりで、この2種に関しては多くの個体と群れに出会うことができます。旅の後半は水が近いということもあり、チョベ川付近では多くの野鳥も観察でき、チョベ川のボートサファリではおまけのゾウの川渡りをオスの単独2回、メスが率いる群れの渡りを1回、水上から至近距離で見ることもできました。

サブティで出会った若いオスのヒョウ
人と同じく、ライオンもあくびがうつるのでしょうか?
子ゾウをサポートして川を渡っていく群れ
水上からだと思ったよりも近くでゾウを観察できます
宝石のような美しさのカンムリ・カワセミ
こちらも宝石のようなベニハチクイ

毎年発表早々に満員御礼となるこのツアー、来年は8月10日(木)出発の同じ11日間を予定しており、例年通りですと1月下旬には料金も発表されます。お楽しみに!
羽鳥

道祖神