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2019.4.27発 GWスペシャル ボツワナ・セントラル・カラハリ動物保護区でキャンプ 9日間

今年は10連休となったGWに、ボツワナのキャンプツアーに同行させていただきました。
ボツワナは言わずとしれたサファリ大国ですが、その中でも特にオカバンゴ、チョベ国立公園が有名かもしれません。今回は、その2か所のエリアではなく、ナイパン国立公園とセントラルカラハリ動物保護区にキャンプ泊をしながら、動物サファリを行いました。
今回訪れたエリアは、ボツワナの国土の大部分を占め、西はナミビア、南は南アフリカまで広がる広大なカラハリ砂漠の中央部分に当たります。北東部のオカバンゴやチョベ国立公園などの湿潤なエリアと比較すると、非常に乾燥しており、野生動物にはとても厳しい環境が広がっています。訪れた4月後半は、3月頃まで降っていた雨も完全に干上がり、数少ない水場(ウォーターホール)にのみ水が残されているのみです。そんな中でも力強く生きている野生動物の姿を観察することが出来ました。

初めに訪れたナイパン国立公園。野生動物の他に大きなバオバブの木

ミネラル豊富な土壌のおかげでりっぱな牙とトランクを持つゾウが多いようです

年老いて群れを離れた雄の個体

水を求めてウォーターホールには動物が集まります

サファリではお馴染みのホロホロ鳥

大きなバオバブの横でティーブレイク

迫力のあるベインズバオバブ

乾燥した環境に強いオリックス

たてがみがようやく伸び始めた若いオスライオン1

たてがみがようやく伸び始めた若いオスライオン2

アフリカで見る夕日はいつも美しいです

移動してセントラルカラハリ国立公園に滞在

りっぱな体躯をした雄のカラハリライオン

リカオンのパックにも遭遇しました

夕暮れ時に獲物を探しながら移動中

重厚な角を持つレッドハーテビースト

とてもシャイなためなかなか正面からじっくり姿を見る機会が少ないスティンボック

ミーアキャットのように立ち姿が愛らしいジリス

生後数か月のオリックスの子ども

夜行性で警戒心が強いため日中はまず見られないブラウンハイエナにも運良く遭遇

夕暮れ時は美しい光に包まれます1

動物たちも綺麗な色に染まります2

動物たちも綺麗な色に染まります3

動物たちも綺麗な色に染まります4

ボツワナのキャンプの特徴は、野生動物が暮らしているフィールドにそっとお邪魔させて貰うスタンスです。そのため、キャンプサイトとは言っても、人工的な設備は何もなく(一部のサイトにはシャワー設備を備えているところもあります)、そこにテントを張り、大自然の真っ只中で過ごします。もちろんサイトに野生動物が挨拶に来ることもありますが、彼らへの敬意と適切な距離を保っていただければ問題になることはありません。夜は、降ってくるような満天の星空の下で、耳触りの良い動物たちの鳴き声をバックミュージックに眠りにつきます。
サファリフィールドに溶け込むキャンプサイト1

サファリフィールドに溶け込むキャンプサイト2

食事テーブルもしっかりとセッティングしてくれます

毎回美味しい料理をキッチンスペースで作ってくれるコックさん

ダッチオーブンでパンを始め様々な料理を作ってくれました1

ダッチオーブンでパンを始め様々な料理を作ってくれました2

ご参加者の皆さまにも大変好評でした

毎晩星が降る様な夜空の下で静かで贅沢な時間を過ごしました1

毎晩星が降る様な夜空の下で静かで贅沢な時間を過ごしました2

ボツワナのキャンプは、キャンプ未経験の方やキャンプを始めてみたい方にこそお勧めさせていただきます。多少の不便を補って余りある贅沢な自然体験は、これ以上ないきっかけになるかもしれません。
来年も春から夏にかけて、キャンプツアーをいくつか設定しますので、是非ご参加ください。
■ボツワナのツアー一覧はこちら
荒木

道祖神