2021.11.07 キャッサバ収穫&料理体験

前回、5月初旬に行ったキャッサバの定植&料理体験から半年後の、11月7日に収穫&料理イベントを実施させていただきました。

天気も良く15名以上の方がご参加くださいました

この日は天気に恵まれて青空の下、ご参加者の方と一緒にキャッサバを収穫しました。

キャッサバは育つと10kgを超える根塊が付きます。茎の根を掴んで人の手でとても持ち上げられるものではなく、道具を使って収穫します。

ほとんど木の抜根に近いような収穫作業です

ただ、原産地のブラジルやアフリカなどでは、もちろん基本は手堀りです。長いと放射状に1m以上の長さになる根を、熟練の先達たちは、正確に見極めて掘り進めるそうです。

今回は参加者の皆さんにも、スコップなどを利用して手堀りしていただきました。
まずは、地面が割れて大きく育っているであろう木を見極めていただき、木の部分を切り倒したあとは、ひたすら土と格闘です!

根から上は切り倒します。茎には鮮やかな緑の葉生い茂ります

茎の部分から放射状に根が付いていて、折らずに掘るのは至難です。皆さんどうにか折らずに!?無事収穫することが出来ました。

大きくなると10kg以上の根塊になります

その後は、場所移して、キャッサバ料理をいただきました。美味しい料理を作ってくれたのは、弊社でも長年お世話になっているブルキナファソ出身のエミールさん。事前に送っていたキャッサバを使って、料理を提供してくれました。皆さん初めて食べる味にも美味しく召し上がって頂けたようで、お代わりされている方もたくさんいらっしゃいました

エミールさんのキッチンカー。一目で分かるアフリカンカラー。普段は都内各所でキッチンカーで営業中。

●FOFO

キャッサバの葉を薫製の魚やラムなどと煮込んだサガサガと、キャッサバをマッシュして練り上げたフフ
お子さんの参加者用に別途用意してくれたトマトシチューとクスクス&ライス

前回の定植イベントから引き続きご参加いただいたお客様からは、自分で植えたものを収穫して、それを頂くということに喜びを感じられるイベントだったとお言葉をいただきました。

寒さに弱いキャッサバは、日本(本州)の冬を越せないので、11月中旬頃までには、全て収穫が終わります。

また来年は春の訪れと同時に、再び苗木を定植します。次回は2022年の4月中旬頃に定植イベントを実施する予定ですので、是非参加してみてください!

荒木

道祖神