ご報告が遅くなりましたが、5月30日より6月29日まで、コロナ禍を挟んで3年越しに今年実現した「南部アフリカ オーバーランド 31日間」に同行させていただきました。アフリカ旅行を専門とする弊社のツアーラインアップを代表するツアーで、かつ弊社の旅作りの原点のようなツアーです。
新型コロナウイルスの流行により、満員御礼となっていたツアーが実施不可能、キャンセルとなったのが2020年。今年2023年までの3年の間に、ご都合が悪くなり参加を見送られた方もいらっしゃいましたが、ほとんどのご参加者の皆様には3年間じっと我慢してお待ちいただき、担当者としては感謝しかありません。3年を経てのツアーでしたので、現地スタッフを含め、今回訪問・通過した国々の、ツアーに関わったほぼすべての人々が再び弊社のオーバーランドツアーが戻ってきたことを心から喜んでくれていました。
コロナ禍3年を経たといっても、実際のところ現地の様子はほとんど変わらず、以前のツアーと同様に期待通りのものを見て、聞いて、体験してくることができました。大きく変わっていたのは、ツアーで利用したトラックくらいでしょうか?前回のツアーの際は旅の後半から少しずつ調子が悪くなり、ゴールのケープタウンの一歩手前のスプリングボックの街付近で完全な故障により走れなくなってしまい、別の車を手配してケープタウンまでたどり着きましたが、そのトラックに替えて新型トラックに一新し(とはいえ改造車ですので、ベースは新車ではありませんが)、車輛面では全くトラブルなくビクトリア・フォールズからケープタウンまでの約5200kmを走り抜くことができました。ツアーの時期も酷暑の10月から比較的気候が穏やかな5~6月に変更したため、(体力勝負なところは大きく変わりませんが)比較的楽にツアーを進めることができたのも大きかったかと思います。
31日間の長丁場ですので文章での詳細なご報告は割愛しますが、ツアー中の様子を写真で振り返ることで、レポートに替えたいと思います。
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のっぴきならない理由でツアーの途中で離団された方や、後半体調を崩されてケープタウンの病院に入院された方もおられ、やはり長期間の少々ハードな旅ということもあってか、全員無事で何事もなく終了というわけにはいきませんでしたが、何とか今年のツアーもゴールまでたどり着けたのはご参加の皆様と献身的にサポートしてくれた現地スタッフの3人のおかげと感謝しております。2024年も内容は全く変えず(往復の航空会社と経由地は変更となりましたが)ツアーは企画しており、既に多数のお申込みをいただき、満員御礼となっております。このオーバーランドツアーは弊社のフラッグシップとなるツアーですので、状況が許す限り企画を続けていきますが、為替レートの影響もあり年々ツアー代金は上がっていますので、ご興味がおありの方はツアー代金がものすごく高くなる前に是非ご参加をご検討ください。
道祖神 羽鳥
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