2024年12月22日出発「ボツワナ・キャンプ 南部カラハリ横断サファリ 15日間」にご参加された、T様からのレポートです。
12月22日から1月5日までボツワナ南部カラハリへ行ってきました。出発の日ハボローネは雨模様で最初の宿泊地のキャメルパークへ着くまでには雨は止みました。翌日、カラハリ・トランスフロンティア公園のボツワナ側マブアシューベ地区へ。昼間は暑く天気も良いのですが、夕方になると遠雷の光が遠くの雲に輝いていました。他のキャンパーからはヒョウを見たという情報が。しかし残念ながら今回は見えませんでした。来る前に雨が降ったために草丈も高く、動物が散ってしまい、まだ車慣れをしていないので距離を置かれたりして動物を見つけるのが大変でした。一見動物が少ないように感じるのですが、本当は多くの動物が我々をブッシュの中や遠くから密かに窺っているのでしょう。
マブアシューベの公園ゲート テントを設営してゲームドライブへ コシジロウタオオタカ よく見かけたハジロクロエリショウノガン かわいいスティンボックが顔を出してくれました 水場に動物は見当たらず、鳥の群れ(アフリカジュズカケバト)だけでした 雨が降ったので花がきれいに咲いていました 動物たちはパンの真ん中に レッドハーティービースト 夕方になると雨雲が広がってきます コックのティモシーの楽しみの料理が今日から始まります 27日の朝に移動。テント撤収の時にクワガタが、そしていつものサソリがテントの下にいました。雨がいつ降るかわからない状況でモトピへ出発。途中雨雲に追いつかれましたが、モトピに行くまでには天気も回復し、1泊してノッソブを経てポレンツァへ。途中の坂道で何回かトライをしたのですが、トレーラーを引っ張っていたため、重さで登り切れず。荷物を降ろして辛うじて越えました。降ろした荷物を車に運び上げるのが大変でしたが、その後は順調でした。
テント撤収時に見つけたクワガタ いつものサソリ テントの脇に溝を掘って隠れていました 気を付けて! ゲムズボック 本当は遠くにいます スプリングボック こちらを窺って離れていきました ヤツガシラ いつ見ても仕草がかわいいジリス 炎天下、走るティモシーなぜ? 坂に挑戦 しかし・・・ ノッソブ川がボツワナと南アフリカの国境線になっています。そこを越えて北上し、ボツワナ側のポレンツァのキャンプ場へ。前にパンがあり、開けた見晴らしのいいキャンプ場です
設営を終えてゲームドライブに行くとソウゲンワシがいました パンの水場に行くとここでも喉を潤すためにジュズカケバトが来ていました 休憩所のブッシュの中にヨスジクサマウス この辺りを縄張りにしているオスのライオンです メスライオンが夕日を浴びながらブッシュの中に去っていきました 午後のゲームドライブで砂嵐の後、シャワーが来ました 止むと虹が出ました 帰ってみると先ほどのシャワーで私と添乗員さんのテントだけ水浸しになっていました きれいな夕日が見られました 以前使われていた水場の風車 今はソーラーバッテリーでモーターを動かしています 水場に群がるヌーの群れ 水場で狩りの練習をするラナーハヤブサ ラナーハヤブサ ポレンツァの水場で昼寝中のライオン 暑いのでのども乾きます ハイエナも水場で涼をとっていました 31日ノッソブ川を南下してルーイポッツのキャンプ場へ。道路は素晴らしく管理されているので走りやすいし途中に休憩所もあり快適です。キャンプ場も水が出るのでシャワー設備も整っています。ただ近くにライオンがいるので夜中に遠吠えがします。どういう訳かトイレへ行くときは遠吠えが聞こえないのですが、帰る時に遠吠えがするのでどうしてもテントへは小走りになります。
花畑のヌー ノッソブには公園事務所やスパーマーケットがありアイスクリームも買えます オオミミギツネ ハジロアカハラヤブモズ チーターに出会いました。すぐに丘の向こうに去っていきました きっと毎夜吠えているライオン? 花の中に去っていきました ケープフォックスの子供たち 元気に駆け回っていました やっと会えたミーヤキャット 水を飲むヘビクイワシ ダチョウの親子 ヒョウモンリクガメに興味津々なセグロジャッカル トゥイー・リヴィーレンの国境管理事務所 ここまで来たら旅は終わりです カラハリと聞くと砂漠を想像してしまうのですが、カラハリフロンティアは豊かな環境を持ち色々な顔を見せてくれるところです。毎日新しい出会いがあり、次はという期待がわいてくるサファリになりました。
■ボツワナ・キャンプ 南部カラハリ横断サファリ 15日間