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タンザニア滞在8日間ハネムーン(ダイビング&ストーンタウン)

2024年6月23日発の手配旅行でタンザニアに行かれた、ペンギン&アザラシ様ご夫妻からのレポートです。

<検討段階>

新婚旅行はぜひ遠くに足を延ばしたいと考えており、あまり行ったことのないアフリカに興味津々でした。アフリカ経験のある知人に話したところ、おすすめされた場所の一つがタンザニアのザンジバル島でした。夫婦の趣味はスキューバダイビングと街歩き。少し調べてみるとザンジバル島ではその両方が楽しめそうだったことから、道祖神さんに相談して旅のイメージを作っていただき、二人でわくわくしながら行き先に決定しました。

<エチオピア航空で現地へ。まずジョザニ国立公園へ>

成田から仁川、ボレ(アディスアベバ)を経由して、ザンジバル島へ。エチオピア航空の利用は初めてでしたが、機内食やコーヒーもおいしく、夫婦でゆったり現地に向かうことができました。(機内食は特にラムやビーフのメニューがおすすめです)
ザンジバル空港に到着後は、手配していただいていた送迎によりジョザニ国立公園へ。公園のガイドさんの説明を聞きながら、島の固有種であるレッドコロブスや、ブルーモンキーというサルを観察。非常にフレンドリーで、相当近い距離で観察することができました。また、公園内のマングローブエリアも散策し、マングローブに黒・白・赤の種類があることを教えていただきました。(公園内の散策は木や枝の密集した道を通ることもあるので、長袖や靴で行くことをおすすめします)
散策終了後は送迎車により、海辺のリゾート(サンシャインマリンロッジ)へ。

エチオピア航空での機内食。ボリュームも味も満足
固有種のレッドコロブス。果物は食べないとのこと。
ブルーモンキー。落下した果物をおいしそうに食べていた。
マングローブエリアの綺麗な水辺
左から、黒・赤・白マングローブ

<海辺での滞在、スキューバダイビングを堪能する>

滞在したサンシャインマリンロッジは、綺麗な庭のような敷地にコテージのような建物が点在しており、私たちが泊まった部屋は一番海に近い建物の2F。バルコニーの前には広い海が広がっており、気持ちの良い潮風を感じながらゆったり読書ができるような素敵なロケーションでした。部屋はリゾートにふさわしい設備が備わっていて快適ですが、調度品はやはり日本で見かけるものと違った趣があり、素敵な旅に来ている気持ちを盛り上げてくれました。
また、敷地内にはスキューバダイビングセンターがあり、朝、海辺のレストランで波の音を聞きながらおいしいパンやオムレツなどで朝食を済ませたのち、部屋で支度してすぐにダイビングに出かけられる環境でした。ダイビングはすべてボートスタイルで、2~4名程度につき1名のガイドさんがつき、安全に楽しく案内してくださいました。海の中は日本とは生き物の層がかなり違うことに加えてその数も非常に充実しており、1日2回のダイビングを3日間やりましたが飽きることはなく、潜るたびに新たな生き物との出会いがあって興奮が冷めない3日間でした。
ダイビング後はレストランでフレッシュフルーツジュース・カクテルを楽しんだり、波の音を聞きながら部屋・バルコニーでのんびりしたり、時の流れを忘れて夫婦でゆっくりと羽を伸ばすことができました。
ディナーも敷地内のレストランでいただきましたが、毎日違うスペシャルメニューが用意されており、味もよく、たくさん楽しませていただきました。

花と緑に彩られたロッジの敷地内
庭のような敷地内に点在するロッジ
バルコニーからの景色
サンシャインマリンロッジの部屋の様子
調度品から異国の趣を感じる
クッションも色鮮やか
リゾート内のレストランでのおいしい食事(ディナー)
朝、リゾートから海を眺めた景色
朝日を浴びながらの朝食
イソギンチャクに隠れるクマノミ
明るいサンゴ礁の海にたくさんの魚
大きなオオモンカエルアンコウをじっくり観察
イソギンチャクから顔を出すアカホシカニダマシ
大きなアオウミガメに遭遇して大興奮
ダイビング後はレストランでお腹を満たす
毎日変わるスペシャルディナー

<世界遺産の街、ストーンタウン>

旅の後半は、ザンジバル島の古くからの市街地である世界遺産の街ストーンタウンへ移動し、マルマルホテルという宿に滞在しました。ホテルは清潔で吹き抜け構造を用いた空間も素敵、屋上にはルーフトップレストランも備え、リゾートとはまた違った趣で滞在を楽しむことができました。
ストーンタウンの街については、まず、あらかじめ手配していただいた半日ガイドツアーで歴史や特徴等を歩きながら教わりました。街自体は比較的コンパクトで、ガイドツアーも2時間程度でだいたいの要点をおさえるような格好。ツアー終了後も、徒歩で十分に街の隅々まで散策することができました。治安がよく、昼間であれば相当安全に街歩きを楽しむことができます。また、おいしい食事を提供してくれるお店がたくさんあり、中でも印象に残ったのは、道祖神さんのブログで羽鳥さんが紹介されていたことをきっかけとして立ち寄った「パッシングショー」というビリヤニのお店。かなりの量が出てきますが、じっくり煮込まれたごろごろ肉のカレーと、うまみたっぷりのライス、スプーンが止まりませんでした。
タンザナイトを中心として取り扱う宝石店やスパイスを扱う土産店、おいしいジェラートのお店、海辺の憩いの場であるフォロダニ公園などをゆっくりと回り、あっという間の3日間の滞在でした。

マルマルホテルの吹き抜け
マルマルホテルの最上階のルーフトップレストラン。風が気持ち良い。
海辺のレストラン「アーキペラーゴ」のカレー
ザンジバル島で行われていたかつての奴隷貿易の歴史に触れる
フレディ・マーキュリー博物館(ザンジバル島はフレディ・マーキュリーの生まれた場所)
「パッシングショー」のビリヤニ。食べ応え抜群!
おいしいコーヒーが楽しめるカフェが街にいくつもありました
どのジェラートにしようか迷う!

<全体を通して>

日本での日常を遠く離れ、スワヒリタイムともいわれるように、おおらかな時の流れの中で自然や人々とゆったりと触れ合い、そこでの様々な発見に心躍るという、とても充実した旅を楽しむことができました。ザンジバル島は治安も良く、最低限必要な注意を払っていれば安全に過ごせる場所だと思います。
夫婦の共通の趣味であるダイビングを思う存分堪能するとともに、ザンジバル島の歴史・空気・風土にゆっくり触れることができて大満足です。何度思い返しても笑顔になれる最高の新婚旅行をありがとうございました。

道祖神