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サファリのあるある「ビギナーズ・ラック」

今年も多くのツアー、特に夏はサファリのツアーが添乗員同行で催行決定となり、ご参加いただくお客様の中には、何度もアフリカに通われているリピーターの方から、初めてのサファリに向けて今からドキドキされているであろう方までいらっしゃいます。
先週末、サファリの説明会を行いましたが、特に初心者の方が参加されたサファリツアーでよく起こる出来事、「あるある話」を説明の間にさせていただきました。ひとつは「ビギナーズ・ラック」、一つは「時間のないときほど大物に出くわす」という話。
弊社のスタッフの中にも、「サファリは初めてなんですよ!」と個人旅行でケニアのマサイ・マラに出かけていき、携帯のカメラしか持って行っていない中で、子供の首を咥えて運ぶ母親ヒョウに遭遇したり、滅多に見られないようなシーンの数々を目撃してきた者がおりますが、サファリでの「ビギナーズ・ラック」は本当によく起こります。初めてでも、カメラや双眼鏡、そしてシャッターチャンスを逃さない心の準備をしっかりとしていきましょう!
そしてさらによくあるのが、トイレを必死で我慢しているのに滅多に見られない光景に出会ってしまった、あるいは国立公園を後にして都市部の空港へ向かわなければならないというサファリ最終日の、しかもゲートまであと少しの最後の数分間で、きわめて珍しい動物や、シーンに出くわしてしまうこと。時間の余裕がないときに限って、こんなことがあるんです。
これから初めてアフリカに行ってサファリを楽しまれる皆様、ぜひ最後まであきらめないで、カメラは市街地に入るまでカバンに仕舞い込まないで、最後の1秒までサファリを楽しんでいただければと思います。あと、乾燥しているので水分をとることはとても重要ですが、トイレが近い方はほどほどに。
因みに写真のヒョウは、昨年のボツワナへの視察で私が撮影したものですが、同じグループに北京の旅行会社スタッフでサファリが初めてという方がおり、彼女の「ビギナーズ・ラック」のおかげで撮影できたものです。
by 羽鳥

道祖神