アフリカ中南部に生息するヒガシクロサイ。角目的の乱獲で生息数が激減し、絶滅が危惧されています。近年は保護活動により徐々に数が回復しているそうですが、依然として密猟は止まず、予断を許さない状況です。そんなヒガシクロサイを、よこはま動物園ズーラシアで撮影してみました。
ズーラシアにいるクロサイはニル(20歳♂)。2015年に東山動物園からやってきました。ニルは東山動物園にいたころから、檻に角を擦り付ける癖があるそうで、角が削れて小さくなっています。ズーラシアでは、角が削れないよう檻に丸太を取り付けたところ、徐々に角が伸びるようになったそうです。数年後にはもっと立派な角になっているかもしれません。
撮影に行ったときは丁度ニルの食事タイム。草を食べながら、近くで水を撒く飼育員さんをじっと見つめていました。
展示エリアは檻やガラスがなくとても撮影しやすいです。望遠レンズを持っていけばバッチリ撮影できるでしょう。
by 斎藤