マラングルートで登るキリマンジャロ登山ですが、通常は同じ道をピストンして戻ります。たまたま去年のキリマンジャロ登山の時は下山最終日のランチの後、ポーターや緊急車両が通る林道を下ってゲートに向かいました。登山ガイドのアロンが「この季節に来たのならどうしても見せたいものがある」ということで参加者全員で林道を下っていたところ…
アロンが「コレなんだと思う?」とドヤ顔(いつもドヤ顔なんですが…笑)でピンクの花が咲く木を指して言う。
おお!色は濃いけど桜が咲いている!種類まで私にはよく分からないのですが、「陽光」に近いのかも知れません。土壌が日本と違うので色や木の育ち方も違うようです。
この桜、1977年にタンザニア初代大統領のジュリウス・ニエレレさんが、日本の青年海外協力隊の方々と一緒に植えられた日本の桜だそうです。他にも何本か咲いている桜がありましたが、他の樹木の影になるのかどうか育ちがあまりよくなく、もう10数年したら他の木々に埋もれてしまいそうでした。
もし8月にマラングルートでキリマンジャロを登る時がありましたら是非下山時にガイドへ「桜を見てみたい」と仰ってみて下さい。
東京本社 久世
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