今年は刊行90周年記念の年となっています(写真は1996年第69版)。
細かい字でぎっしり詰まったデータが「これでもか!」という程分厚くまとめられています。
「暦部」「天文部」「気象部」「物理/化学部」「地学部」「生物部」「環境部」と分別されて表記されているのですが、とにかく濃いです。
どんなに分かろうとしても理解出来ないところも大変多いのですが、「気象部」の中には30年分の世界各地の平均温度から湿度、観測地の標高があり、「地学部」には主な湖沼の成因・面積・深さ・透明度・湖面標高に川の長さから源流の地点、
大陸プレートの構成から、世界各地の火山の溶岩の成分などありとあらゆる情報が満載です!
で、何に使うのか、そして面白いのか…
自分がマイノリティーなのは大変良く分かっていますが(笑)、
地図帳などと一緒に書き込んでみたり、鉱物がどの辺りで生成されたのか想像したりと趣味の相棒として大変役立っております、はい。
でもどんなに理解しようにも理解出来ないところもたくさんあります。いや、むしろそっちの方が多いです。
研究者の方って本当に凄いなと思います。
https://www.rikanenpyo.jp/ by久世