アフリカ象の特徴である牙がアジア象に比べて長く、アジア象のメスは牙を持たないこともあります。
また、蹄の数も違い、アフリカ象の蹄の数が前足が4つ、後ろ足が3つなのに対し、アジア象は前足が5つ、後ろ足が4つです。固体によっては数が違うことがあるそうですが・・・
一番簡単にわかる違いは背中の形でしょうか。アフリカ象は背中が凹んでいて、アジア象は丸く猫背のようになっています。また、頭の形も違い、アフリカ象は平らなのに対し、アジア象は頭に2つの出っ張りがあります。アフリカ象のほうが一般的に気性が荒いと言われていますが、これは個体差があるようです。
鼻の先も両者で違いがあり、全ての部位が違うと言っていいほど違いがあります。動物園で見比べてみるのも面白いかもしれませんね。
by 菊地 佑介