東アフリカには、成田へ週3便運航するエチオピア航空、バンコクや広州へ毎日運航するケニア航空など、大きな航空会社があるなか、ルワンダエアーの路線網の拡大は目を見張るものがあります。
ルワンダ内戦後の2002年12月に設立されたこの会社は、2003年に運航開始の際は1機のボーイング737しかありませんでした。
路線網も当初は東アフリカのエンテベ、ブジュンブラ、ナイロビなどに限られていましたが、今日はヨハネスブルグをはじめとする南部アフリカ、ラゴスをはじめとする西アフリカ、ブラザビルをはじめとするフリカ、ドバイに路線を伸ばし、今年5月にはキガリ-ブリュッセル-ロンドン間の運航を開始しました。
それに伴い、機材は12機までに増え、長距離型のA330、中距離のB737、近距離のボンバルディアCRJ-900、ボンバルディアQ-400などがそろっています。


この会社の筆頭株主はルワンダ政府ですが、さらに規模を拡大させる予定です。自社の規模拡大もさることながら、ベナン政府と合弁で、コトヌーを拠点にする航空会社を設立予定です。
by 虎

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