皆さんは「ビッグ5」と呼ばれる動物たちをご存知でしょうか?
国立公園などで野生動物を捜し、写真に収め、観察する、いわゆる「サファリ」が行える国々では、ライオン、ゾウ、ヒョウ、サイ、バッファローの5種類の動物たちをビッグ5と呼ぶのですが、かつて「サファリ=長期の狩猟旅行」だった時代に、特にハンティングが難しい5種類の動物を指して、ビッグ5としていました。現在でもサファリの成果の一つの指標として、このビッグ5が見られたか否かが話題に上ることがあります。
このビッグ5に対して、「スモール5(あるいはリトル5)」なるものがあるのをご存知の方は少ないかもしれません。
スモール5とはすなわち、カブトムシ、ウシハタオリ、ハネジネズミ、ヒョウモンリクガメ、ウスバカゲロウの5種を指します。確かに大きさは小さいけど、なんで特別なファイブなの?という疑問はごもっとも。その理由は、実は英語名にあります。