2010.12.24発 悠久の大地 セレンゲティ滞在型サファリ 9日間

世界屈指の動物の宝庫、セレンゲティ国立公園にてサファリ三昧の日々を過ごしてきました。9日間という短い日程ながらも、セレンゲティにはなんと4連泊!!。行き帰りの移動は若干ハードですが、その道のりも4連泊の為と思えば決して長くはない!と感じて頂けた方も多いのではないでしょうか。
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日本から飛行機を乗り継いでナイロビ(ケニア)へ降り立ちます。ナイロビに到着後、すぐにタンザニア第3の街、アルーシャを目指します。ちょうどクリスマスだったので交通量も少なく、出入国審査もスムーズに済みました。日本を出発してから2日目の夜、ようやくアルーシャのホテルに到着し、夕食をお取りいただきました。このツアーは、セレンゲティでの滞在時間を少しでも長く取れるように、アルーシャ⇔セレンゲティ間の移動は軽飛行機を使います。そのため、翌日も朝早くホテルを出てアルーシャの空港に向かいました。ここまで慌ただしい日程でしたが、これも全てセレンゲティ4連泊の為です。ちなみにアルーシャからの軽飛行機は、荷物を入れるスペースが限られているので、スーツケースなどのハードケースの持込みはできません。ソフトバックにてお一人様15kg以内の制限がありますのでご注意ください。
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(写真左:機体の下に荷物を収容します)
(写真右:上空から)
軽飛行機にて、いざセレンゲティへ。お天気が良かったので、機内からはアフリカ第5位(4,565m)のメルー山、そしてその奥にはアフリカ最高峰キリマンジャロの姿が見えました。約1時間の空の旅を終え、セレンゲティには午前9時過ぎに到着。ドライバーに出迎えられ、昼食まで時間があったのでサファリをすることに。最初に出会ったのは「カバ」でした。その後、ソーセージツリーの木の上で気持ち良さそうに寝ているライオン、さらに別の木の上にヒョウを発見。ちょっと遠くて写真は撮れませんでしたが、双眼鏡があればライオンもヒョウも表情までばっちり確認できました。
お腹が空き始めたころ、ロッジへ。今回宿泊したロッジは2年前に建設されたビリラ・ロッジです。滑走路のある中心部から45分ほどの距離にあり、なんとバスタブからサバンナが見えるのです!! 宿泊客用のプールの奥に人口の池があり、時には象が水を飲みに来ることもあるようです。
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(写真左上:ロッジの外観)
(写真右上:バスルームからもセレンゲティが楽しめます)
(写真左下:夕方、虹がかかりました)
(写真右下:ロッジのレストランから~クリップスプリンガ―~)
セレンゲティ2日目:日の出前、肌寒い中、朝食バスケットを持ってサファリへ。しばらく車を走らせていると、小藪の奥にぴょんぴょんと飛び跳ねる姿を発見。近づくとトムソンガゼルの赤ちゃんでした。生後2週間ほどでしょうか。
その後、ゾウの群れに遭遇。お邪魔しないようにそっとエンジンを切って静かに観察していると、そのうちの一頭がどんどん我々のサファリカーに近付いてきます。気がつけば、サファリカーとの距離は50cmほど。ここで慌ててはいけません。音に敏感なゾウを刺激しないように、静かに通り過ぎるのを待ちました。動物との距離はドライバーが見極めてくれます。動物のしぐさや鳴き声などで彼らの心理状態を判断し、我々人間との安全な距離を測ってくれます。野生動物が相手ですから100%安全とは言えません。公園の定められたルールを守り、ドライバーの指示に従ってこそ、安全で楽しいサファリが出来るのです。
セレンゲティの中心、セロネラ地区では大型肉食獣を多く目にする機会に恵まれました。この近辺には現在、7つのライオンのプライド(群れ)がいるそうです。そしてなんと一番大きなプライドは46頭ものライオンで構成されているとか。滞在中、我々は3つのプライドと遭遇することが出来ました。
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(写真左上:サファリカーとの距離わずか50cm)
(写真右上:喉の渇きを潤しているライオン達)
(写真左中:チーターの兄弟)
(写真右中:キリンの水飲み直前の姿)
(写真左下:ライラックニシブッポウソウの親子)
(写真右下:サバンナモンキーの毛づくろい)
セレンゲティにはビジターズセンターがあり、ピクニックランチなどを取る場所、水洗のお手洗い、またちょっとした飲み物や地図、お土産物も購入できます。ここで朝食や昼食などを食べるのも楽しみの一つです。色とりどりの鳥達に囲まれ、ハイラックスやマングースも姿を見せてくれます。また、時間がある方はセレンゲティの生態系を縮小したミニ・トレッキングコースもぜひ体験してください。
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(写真左上:ビジターズセンター)
(写真右上:ナービヒルゲートでの昼食の様子)
(写真左下:大草原とシマウマ)
(写真右下:コピエのライオンたち)
セレンゲティの魅力は動物だけではありません。その名のごとく「果てしなく続く大草原」も、この大草原に点在するコピエと呼ばれる岩場も魅力の一つです。時期によっては、150万頭を超えるヌーたちが大草原を埋め尽くす姿も圧巻です。今回は年末だったのでセレンゲティの中央部でヌーやしまうまの姿を見かけることはありませんでした。それもそのはず、ヌー達は出産に備え、南西へ移動しており、4日目にようやくナービヒル・ゲート手前でヌーやシマウマの群れを見ることができました。
滞在した4日間のうち、初日以外の3日間は朝食または昼食のお弁当を持って終日サファリへ出かけました。もちろん、早朝と夕方の1日2回または3回のサファリも可能ですが、お弁当を持って出ると、ロッジに戻る時間などを気にしなくてすみます。また、当然ながら遠くへ行くこともできます。4連泊は思った以上に短く、本当にあっという間でした。4泊しても我々が見たのはセレンゲティのほんの一部です。またここでご紹介できたのもごく一部です。
別れ際、セレンゲティ国立公園をぐるっと1周してみたい(サファリをしながら)とドライバーに伝えたところ、「1カ月以上かかるよ」と笑われました。いつになるかは分かりませんが、是非実現してみたいものです。現在、セレンゲティ国立公園に高速道路の建設が予定されています。道路建設による影響は恐らく計り知れないものとなるでしょう。この大自然が100年後も200年後もずっと続くことを願っています。
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土手

ケニア・タンザニア・サファリ 14日間

久しぶりに2カ国をまわるコースが復活!世界遺産のンゴロンゴロ、セレンゲティを含む5つの公園を巡る大移動の14日間。果たして移動距離はいかほどに。全3回のレポート、今回はケニアのアンボセリ、タンザニアのンゴロンゴロが舞台。
日本を出発してから3日目
朝、高原の大都市ナイロビを出発。肌寒い。アンボセリへ車を走らせること約4時間。ロッジでの昼食時の話題は、アンボセリの代名詞“キリマンジャロとゾウ”の2ショット。夕暮れ前、最初のサファリへ。雨季の終わりの6月半ば、キリマンジャロは厚い雲にすっぽりと隠れたまま。傾いていく太陽をうらめしく思っているとドライバーが「もうすぐ見えるよ」と優しく声をかけてくれる。それでも時間は過ぎていく。
たわむれる小象たちを発見。「ほら、いきますよ」とおかあさん。小象はおっぱいをせがんでいました。微笑ましい象の一家の姿に、気をとられていると・・・「見えた!」。参加者の強い思いが通じたのか、アフリカ最高峰がその姿をあらわした!!
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4日目:アンボセリ→ンゴロンゴロ自然保護区へ
アンボセリのゾウたちに別れを告げて、この日は国境をこえてタンザニアのンゴロンゴロ自然保護区へ。サファリをしながら辿り着いたのは、国境の町ナマンガ。出入国手続きを済ませ、そこからタンザニア・サファリの拠点アルーシャまでは約2時間30分。アルーシャのホテルで昼食をすませ、ンゴロンゴロへは約4時間弱のドライブ。アルーシャから続く舗装道の中でも、途中の日本の支援で建設されたマクユニからンゴロンゴロゲートまでの道路は、特に快適。
大地溝帯の底から駆けのぼるサファリカー。植生の変化を楽しみました。標高が上がるのに伴い気温も下がり始め、緑豊かな森に囲まれたンゴロンゴロゲートを通過する頃にはフリースの出番。ロッジがあるンゴロンゴロクレーターの縁は、標高2,000mを超えるため、朝晩は結構冷えます。
5日目:世界遺産 ンゴロンゴロ自然保護区にてクレーターサファリ
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この日は、平均500mの高低差がある断崖を一気に4WDで降りていきクレーターの底へ。シマウマ、ヌー、ライオン、バッファローたちが出迎えてくれました。ンゴロンゴロでの目玉は、アフリカ全土で絶滅の危機にあるクロサイ。現在クレーター内のクロサイの生息数は約30頭。もっともクロサイと出会うチャンスのある場所ですが、残念!今回は遭遇できませんでした。楽しみは次回ということでしょうか。
クレーターでのサファリを終え、目指すはもう一つの世界遺産、セレンゲティ!!
その2へつづく
土手