『世界一怖い物知らずの動物』として、ギネスブックにも登録されているラーテルは、アフリカや中近東などに生息する動物で、蜂蜜が好物。背中にはライオンの牙や爪も通さない弾力性のある分厚い装甲を持ち、気性の荒さと相まってライオンなどの大型動物にも立ち向かいます。また、毒蛇の神経毒にも強い耐性を持ち、噛まれてもしばらくすると回復して動けるようになります。更にスカンクと同じように、危機が迫ると肛門腺から強い臭いのする液体を放出して敵を撃退します。そんなラーテルを、国内で唯一飼育している東山動植物園で撮影してみました。
東山動植物園にいるラーテルはオスのザビーとメスのフラン。撮影している間、いつも2匹でじゃれあっている(フランが一方的にじゃれている?)ようでした。撮影はフルサイズの100-400mmズーム1本でカバーできる距離ですが、手前の鉄格子が厄介。自分と鉄格子の間に少し距離があるので、ぼかしても完全に消すのは困難でした。400mm F2.8などの大口径レンズなら、もっときれいに消せるのかもしれません。
撮影はなかなか難しい環境ですが、日本でラーテルに会える動物園はここだけですので、ぜひ皆さんも行ってみてください。
by 斎藤
斎藤
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アフリカ旅行にもおすすめ!カメラのメンテナンスグッズ
旅行中に写真を撮っていると、カメラが埃だらけになったり、レンズを汚してしまったり、イメージセンサーにゴミがついてしまったり…という事が良くあります。そんなときのために、旅行の際はカメラだけでなく、カメラのメンテナンス用品も持っていく事をお勧めします。メンテナンス用品にもいろいろありますが、個人的なお勧めをいくつかご紹介します。
ブロアー
カメラに付いた埃は、ブロアーで風を当てて落とすのが基本。大型のものの方が風量がありますが、旅行では邪魔になるので、コンパクトサイズのものを選ぶと良いでしょう。ベルジョン No.5733というブロアーが使いやすく気に入っていますが、やや高価です。1,000円以下のものでも良いでしょう。
参考 : https://www.amazon.co.jp/dp/B003NQGVBU
クリーニング用ウェットティッシュ
ブロアーで風を当てただけではなかなか落ちない汚れもあります。そんなときのために、クリーニング用のウェットティッシュを持っていくと何かと便利です。水分が多く汚れが落としやすいノンアルコールタイプと、速乾性で拭き後が残りにくいアルコールタイプがあるので、好みで選びましょう。個包装のものだと邪魔になりません。なお、古くなると中身が乾燥して使い物にならないので、旅行前に1つ開封し、中を確認した方が良いでしょう。
参考 : https://www.amazon.co.jp/dp/B019MKRGSW
クリーニングクロス
スマホ用のクリーニングクロスとか、メガネ拭きと同じようなものです。1枚あると便利です。
参考 : https://www.amazon.co.jp/dp/B000248ZQ0
レンズペン
レンズの汚れ取りに便利なレンズペン。安価な製品も見かけますが、デリケートなレンズのガラスに使用するものなので、品質重視で選びたいところ。ハクバのレンズペンはしっかりした作りでお勧めです。
参考 : https://www.amazon.co.jp/dp/B00TTD5HDE
イメージセンサークリーニングキット O-ICK1(通称:ペンタ棒)
イメージセンサーに付着したゴミは、カメラ自体のセンサークリーニング機能(振動でゴミを落とす)を使ったり、ブロアーで風を当てて取るのが一般的ですが、なかなか取れない厄介者。そんなセンサーのゴミ取りに絶大な威力を発揮するのがO-ICK1、通称『ペンタ棒』です。リコーペンタックスのサービスセンサーでも、メンテナンスのプロがセンサーのゴミ取りに使っているそうです。ゴミが非常によく取れますが、センサーを直接触ることになるので、使用はあくまでも自己責任で。
参考 : https://www.amazon.co.jp/dp/B000KQGM6A
これらのメンテナンス用品を揃えれば、カメラが汚れたときにしっかり対応できます。旅行前にしっかり準備しておきましょう。
by 斎藤