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タンザニア家族旅行

2012年12月26日出発、4歳のお子さんを連れてタンザニアへ家族旅行に行かれた、藤村ゆかり様からのレポートです。
海外旅行に行く人は増えましたが、まだまだ周囲にアフリカ旅行の経験のある人は少なく、ましてや子連れでアフリカ旅行をした方となるといなかったこともあり、今後子連れの方でアフリカ旅行を計画される方の参考になればと思いポイントを子連れに絞って経験談を書かせていただきます。
子供 : 4才
期間 : 10日間
行き先 : タンザニア(アルーシャ、ンゴロンゴロ、セレンゲティ、モシ)(手配旅行)

行き先
夫婦で以前にケニアに旅行したこともありアフリカサファリの経験もあったので子供を連れて行くことに決定
当初は南アフリカを希望するが、南アフリカ系のサファリロッジは子供の制限が厳しく最低でも6歳以上とのことで断念
東アフリカのサファリロッジは子供の年齢制限がないということでタンザニアに決定
カタール航空のキリマンジャロ空港までの乗り入れが決定し、乗継の回数もドーハ1回になったことも追い風となった

黄熱病予防接種について
子供も予防接種を受けました
私たち夫婦が以前に接種を受けて問題なかったこと
子供にアレルギーがなかったこと
4歳の年齢で受けれる全ての予防接種(インフルエンザやおたふく、水疱瘡などの任意も含む)を受けさせており、接種に特別な問題はなかったこと
旅行の約半年前に接種
黄熱の予防接種は大人も子供も同量の接種ですと接種前に説明を受け、漠然と子供の量は成人より少ないと思っており少し戸惑った
接種後3日目くらいで朝起きると目がうさぎの目の様に少し赤くなる⇒半日で治まる
接種後3日目くらいで接種部分が赤く腫れた⇒1週間で治まる
発熱はなかった
フライト時間、乗り継ぎについて
アフリカ以前に海外旅行に数回連れて行っており飛行機には慣れていたため子供を長時間飛行機に乗せる不安はありませんでした。
日本⇔カタール間(10-12時間)は往復共に深夜の時間帯のフライトで子供はずっと寝ていたため問題なく過ごせた
カタール⇔キリマンジャロ間(7時間)は御飯を食べたり、遊んだり、昼寝もしたので問題なく過ごせた
カタールでの乗継は約2時間だが、乗継の手続き等考えるとトイレに行く時間のみくらいでほぼジャストでの乗継で子供が待ち時間で飽きることはなかった。

蚊について
黄熱、マラリアを心配する声もありますが、子供には長袖、長ズボン、日本の虫除けスプレーで基本レベルで保護しましたが、蚊にかまれることはありませんでした。
余談ですが、欧米からのファミリー客が多かったのですが、欧米の子供は半袖・半ズボン・セッタの子もかなり見かけた(そもそも寒くてそんな格好ができるのが不思議でしたが)

食事について
サファリロッジはどこもビュッフェスタイルの食事なので、様々な種類のご飯があり(パン・フルーツ・お肉・魚・カレー・デザート・スープなどなど)、子供に食べ物の好き嫌いはないので何か食べたいものは毎日あった。ふりかけ、カップラーメン等用意して行ったがたまにふりかけを白ご飯にかけて食べるくらいであった。
セレナロッジでは毎朝2種類のシャンパンがビュッフェに用意されており、モーニングシャンパンができます!!

サファリについて
サファリカーは手配旅行ということもあり、家族で1台だったので他のお客に気兼ねすることなく、くつろいでサファリを楽しめました。
子供も間近に見える様々な動物に大興奮してました。
特にアフリカでしか見れない、動物の骨や動物が動物に食べられている瞬間、喧嘩シーンなどに興味を持ってました。
サファリカーの天井をオープンにして顔を出して動物を見ながら車で走るのがとてもお気に入りでした。

ロッジについて
モシのプロテアホテルのベットが一番狭いくらいで、アルーシャホテル、ソパホテルのベッドはかなり大きく子供と添い寝でも全く問題のない大きさでした
どこのロッジもプールがあり、子供は入りたがったが気温的に寒くてプールに入る気分にはなれず。昼間でかなり天気のいい時に入れるかなという感じです。
セレナロッジでの毎晩演奏される、アフリカ民族音楽が子供はお気に入りでした
大晦日の夜はセレナロッジでは夕方バーがオールフリードリンク(アルコール含)になり、おつまみもフリーで振舞われ、動物柄の生地で民族衣装風に着付けしてくれ、その後その生地も頂けて、子供も大喜びでした。
どこのロッジでも子供はよく「ジャンボ!!」と声を掛けられてかわいがって頂きました。
セレンゲティのセレナホテルにはディクティクが部屋の前まで何回か来ておりとてもかわいく癒された。


セレンゲティからアルーシャまでは長時間の車移動を避け、セスナにて手配してもらい負担を小さくした。
モシの町までキリマンジャロを見に行ったが、天候が悪く雲に覆われて頂は見れなかった。しかし、モシの町を観光し、バナナ酒を地元の小屋に入ってのんだり、市場の雰囲気を味わったりとアルーシャ市内の異なる雰囲気を味わえた。

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道祖神