キリマンジャロ、セレンゲティ、ンゴロンゴロ、ザンジバルと見所がたくさんあるタンザニアですが、その見所の1つにオルドバイ渓谷があります。もともとマサイ語のOldupai(周囲に多く自生している野生の「サイザル」のこと)が間違って発音されてOlduvaiになったと言われています。
180万年前のアウストラルピテクスが発掘された場所であり、人類の進化の過程を知る重要な手がかりとなった場所です。
ただし、クリスチャンが約半分を占めるタンザニアではこれを信じてない人も多く、掲示されているアウストラルピテクスの絵を見て、「これがアダムとイブだったのか」と質問されたときは、うまく答えることができませんでした。
また、オルドバイ渓谷にある博物館には、人類の軌跡を逆から自転車でたどった関野吉晴さんのグレートジャーニーが飾られています。
残念ながら日本語の案内はありませんが、日本語で書かれた黄色い防犯登録のシールが自転車に貼ってあったので日本から持ち込んだ本物だとわかるはずです(笑)
by 菊地 佑介