昨年末、アフリカの南部に位置する小さな国、レソト王国へ行って来ました。周囲を南アフリカ共和国にぐるっと囲まれた山岳地帯の小さな王国レソト。あまり、日本からは馴染みのない国なのですが、国土自体が素晴らしい山間部の大自然に位置し、山間に住む素朴でフレンドリーな人々と出会う、どこか懐かしい気持ちにさせてくれる国です。
今回、レソトを訪れた目的は、そのレソト王国の山を馬に乗って旅する『ホース・トレッキング』でした。アフリカで馬に乗って旅、それも平原や牧場ではなく山岳地帯を行くとなると、何だか体力的にハードなものをイメージされる方もいらっしゃるかもしれませんが、レソトの人々の普段の足でもあるレソト・ホース(ポニーよりは大きく、競走馬のような馬よりも小柄な中間種)は非常に大人しくて扱いやすい馬でした。
では、ここから馬に跨っての山旅の様子を少し…。
まずは、草花が美しい丘陵地帯をのんびり歩きます。
ゴツゴツした岩場もなんなく登ります。
今回は、添乗員として同行した私も含め全員が日本でも馬に乗ったことのない皆さんだったのですが、目的のホース・トレッキングも、険峻な山間部を行くのは強靭な馬の脚に任せ、我々はのんびりと馬上からの景色を堪能しました。車窓からとも違い、人が歩く目線とも違う、ゆったりと優雅な馬上からの景色。これは、是非、初めての方にこそ味わって欲しい体験です。
※文中の写真をご参加者の柳澤隆晃様、長坂奈美様よりご提供頂きました。ありがとうございました!
■“天空の王国” レソト・ホース・トレッキング 8日間