シルバーウィークのナミビアキャンプツアーに同行させていただきました。初めてのキャンプツアー添乗、初めてのナミビアにドキドキ緊張、ナミビアについた初日からハプニングも多少ありましたが、無事ツアーを終えることができました。
ずっと憧れていたナミビアの大自然は想像以上に壮大で、魅力的で知れば知るほど深く、ナミビアがもっと好きになりました。個人的には、死ぬまでに1度は行ってほしい!と心からおススメできる場所です。
今回のツアーはキャンプツアーになるので、基本的にはテントで宿泊、ガイドがその場で作ってくれる食事を、朝は朝日とともに。そして夜は星空の下でとり、大自然を常に感じながら過ごします。
ツアーの最初は、このツアーのメインディッシュと言っていい、ナミブ砂漠の訪問です。砂丘が続く、近くのキャンプサイトにテントをたたて宿泊し、翌日に日が昇る前に砂丘へ出発します。
まずはナミブ砂漠の中でも最大の砂丘、ビッグダディに登りました。砂丘をすべて上るには2時間ほどかかってしまうので、途中まで登って朝日を鑑賞。太陽にたくさんエネルギーをもらいました。
そして、そのままビッグダディを下り、デッドフレイへ。「死の沼地」と言われるデッドフレイ。500年前に枯れて死んでしまった立木たちが悲しげにたたずんでいました。
砂漠を訪問後はガイドが準備してくれていたブランチをみんなでとります。外で食べる食事ってなんでこんなにおいしく感じるのでしょうか?
ブランチ後、キャンプサイトに戻る途中で、ナミブ砂漠で一番有名なDUNE45も訪問しました!
夕方にはセスリエムキャニオンにも訪問しました!
セスリエムに滞在後は、スワコプムントに向けて出発します。スワコプムントに着く前にも幻想的な風景が続きます。
砂漠独自の植物、ウェルウィッチャも見に行きました。空気中の霧の水分だけで2000年生き続けるのはそう簡単なことではない!と思うとなんだか愛おしく思えてきます。
スワコプムントを滞在後、さらに海沿いを北上に進み、ケープオットセイが多く生息しているケープクロスへ!!数え切れないほどのオットセイがいました。
ケープクロスからは内陸に向かって進んでいきトゥエイフルフォンテーンに向かいます。ここにはかつて南部アフリカに暮らしていたサンの人たちが描いた岩絵が残されています。ゾウやライオン、キリン、オットセイやベンギンなども描かれています。
その後はナミビアの代表的な放牧民のヒンバの人達のも会いに行きました。
ヒンバの女性たちは生まれてから死ぬまで水を使ってお風呂に入ることはありません。体を洗う代わりに赤い石を削り、バターや牛の油などを混ぜて作る、オーカというものを全身に塗り、匂いのついている特殊な植物を燃やして煙を浴びます。これは体の匂いを消したり、虫よけの効果があったり、肌の保湿効果もあると言われています。
ヒンバ村を訪問後、さらに北上を続け、最後はエトーシャ国立公園を訪問します。「エトーシャ」とは現地語で「白い大地」という意味を持ちます。いわゆるスタンダードなサファリとはちょっと違う一面真っ白で草木が少ない風景が特徴的な国立公園です。
エトーシャ国立公園でサファリを楽しんだ後は、ナミビアの首都ウィントフックに戻ります。
ナミビアではダイナミックな大自然を堪能して最後はサファリでしめる。最初から最後までナミビアの魅力がぎっしり詰まっているツアーです。
キャンプツアーと聞くと少し身構えてしまう方もいらっしゃるかと思いますが、途中のスワコプムントと最後のウィントフックではホテルの宿泊が入っていたり、テントの設営もガイドがほとんどやってくれたりなど、初心者の方でも楽しく過ごせる内容になっています。
添乗員同行ツアーも設定がございますので、是非皆さまご参加お待ちしています!
今回ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!!
■ナミブ砂漠訪問 ナミビア・キャンプ 9日間