弊社の季刊誌DODO WORLD NEWS・特集ページのインタビューでC.W.ニコルさんの事務所に伺いました。

事務所に入るなり、エチオピアのアムハラ語で「ティナステリン」(こんにちは)と私達を温かく迎え入れてくれたニコルさん。
日本では小説家としても有名ですが、環境保護活動家として長いキャリアを持ち、エチオピアのセミエン国立公園を創設したのもニコルさんです。
1967年、当時27歳だったニコルさんが、国立公園創設のためエチオピア政府に任命されてセミエンに入り、山賊や密猟者と戦ったこと、村の人たちを必死に説得して信頼を得たこと、今の平和なエチオピアからは想像できないような当時の壮絶な状況など・・・40年以上前とは思えない鮮明な写真を見せながらお話くださいました。
昨年、再びセミエンの環境再生プロジェクトのため現地を訪問され、地元の町ではパレードも行われて、45年ぶりに再会した村の人たち、公園のスタッフたちの熱狂的な歓迎を受けたニコルさん。村の人はニコルさんが当時飼っていたイヌの名前まで覚えていたそうで人々との交流をとても懐かしそうにお話されていました。
そして時々、アムハラ語の単語が混じったり、「インジェラは美味しかった」と笑顔を見せるニコルさんからはエチオピアの人たちへの尊敬と深い愛情を感じました。
45年の歳月はあまりにも長く、セミエンの自然も町も大きな変化があったようですが、20代のニコルさんが命懸けで守ったセミエンの森、そこに住む人々がいつまでも平和であることを望まずにはいられません。
このインタビュー記事は5月に発行のDODO WORLD NEWSに掲載されますのでぜひご覧ください。
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by KQ
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