サファリの際に写真を撮る方は多いですが、注意しなければならないのが埃。特に乾季のサバンナは非常に埃っぽいので、カメラが故障しないよう対策をすると安心です。思い付く対策を4つご紹介します。
サファリは基本的に車に乗って行いますが、移動中は砂埃が舞いやすく、カメラが埃だらけになります。ジップロックのような袋に入れたり、タオルやカメララップ(風呂敷のようなもの)等で包み、埃を被らないようにすると良いでしょう(※ケニアはビニール袋の持込が禁止されているので注意)。
参考 : ハクバ カメララップ
カメラ用のレインカバーが、各社から販売されています。雨対策のグッズですが、埃対策としても効果が期待できます。対策1と違い、撮影時も使用できるのがメリットですが、カメラ操作がしにくかったり、ファインダーや背面液晶が見づらくなったりと、撮影自体に影響が出るので、あまりお勧めはしません。
参考 : ベルボン カメラレインカバー
埃っぽい車中でレンズ交換をすると、高確率でカメラに埃が入ります。カメラのイメージセンサーに埃が付着すると汚れとして写真に写り、せっかくの写真が台無しになることも。サファリ中のレンズ交換は極力避けた方が良いでしょう。レンズを高倍率ズーム1本だけにするとか、画質にこだわるなら望遠用と広角用でカメラ2台体制にする、といった対応が考えられます。
これからカメラを購入するのであれば、『防塵防滴』のカメラ、レンズを選ぶと安心です。特にオリンパスやペンタックスは防塵防滴の性能に定評があるので、検討してみてはいかがでしょうか。
参考 : オリンパス OM-D E-M1 Mark II
埃対策をしていても、サファリが終われば埃だらけになっていると思います。ロッジに戻ったら、ブロワーなどで埃を落とし、カメラのメンテナンスをしておくのも大切です。
by 斎藤