先日、エチオピア北部の歴史遺産のお話を投稿しましたが、エチオピアほど、歴史遺産・民族・文化、自然の、観光の柱といえる3つの分野全てにバランスよく魅力があり、多彩な見所を持つ国もそう多くはありません。
特に北部の歴史遺産・エチオピア正教文化と、南部の民族・文化はコントラストがありすぎて、同じ国とは思えないほどです。
ケニアとの国境にほど近い南部エチオピア・オモ川下流域は、化石人骨が発見され、「人類のゆりかご」の一つと言われています。もちろんユネスコの世界文化遺産に指定されていますが、このオモ川流域には、今なお自らの固有文化と伝統的な暮らしを固く守る人々が多く暮らしています。固有文化を持つエスニック・グループがエチオピア南部だけで40以上あると言われています。
このエチオピア南部へのツアー、弊社でも「南部エチオピア オモ・マゴ探索隊 14日間」として、毎年夏に企画しています。弊社がこのツアーを始めた当時は、世界中のどの旅行会社もまだこの地方へのツアーは行なっていなかった、弊社のオリジナルツアーです。