1939年宮城県生まれ。
幼少の頃に読んだ野口英世の伝記に感銘を受けて、高校生の頃にはアフリカで働くことを決意する。
日本の大学を卒業後、ガーナ大学に留学。
その後、ケニアの日系企業で働く。
1974年にケニア・ナッツ・カンパニー(KNC)を、ケニア人スタッフ7人と起業。
1990年代には、世界第3位の生産量を誇るまでに成長を遂げる。
ケニアに旅行された方は、「out of Africa」というマカダミアナッツを空港の免税店やスーパーマーケットでご覧になったことはあるのではないでしょうか。
現地の人の「自活」に重きをおき、自活のためには仕事の創造が必要と、2010年にはKNCの株を一株のみ残しケニア人の幹部社員に譲渡。
その後ルワンダへ移り、ルワンダ政府のバックアップを受けてバクテリアを使用した公衆衛生事業を開始する。
アフリカの原材料で廉価に作れる「消臭浄化剤」を現地で生産し、またコレラや赤痢などの温床の一つにもなっている不衛生なトイレを清潔にし、働く意欲も産み出すことを狙いとしている。
70歳を超えてなお、揺るぎない信念を持って突き進む姿勢には脱帽です。
by 荒木
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道祖神