2011年9月のケニア サファリツアーの思いつくままの報告

行く度に異なる表情を見せてくれる乾燥サバンナ。アフリカまで遠い、時間がかかるフライト、疲れる・・・そうですね、時間はかかります。が、が!ちょっと考えてみると、日本を出て概ね30時間後にはサバンナの一角に立てる時間なのです。 育った環境とは全く違う世界が眼前に広がります。

ヒョウ
ヒョウ、タレック川を渡り始めたとき、ふっと横を見たらいるじゃありませんか、ヒョウが。岩の上に伏せてじっとこちらを見ています。夕方のマサイマラです。

『この写真は12月23日から12月29日まで銀座にある フレームマン・ギンザ・サロンで開催の サバンナクラブ写真展/サバンナを訪ねて に出展します。《添乗員/ときどき便乗員》の写真と、サバンナクラブ会員方々の写真約40点の作品とともにギンザにサバンナの風が吹き抜けます。ギンザファイブにサファリしてみませんか』
http://www.frameman.co.jp/ginza_salon.html
ギンザ サロンの場所です。
http://savannaclub.jp/
サバンナクラブってなに・・
(以下は写真展に出展していません)
川床から移動して岸辺に上がったヒョウ。あまりしつこく追っていたので怒ってしまったようです。
川床から移動して岸辺に上がったヒョウ。あまりしつこく追っていたので怒ってしまったようです。

ヒョウのほうがあきれて歩き出した。
ヒョウのほうがあきれて歩き出した。

伝統的なマサイのお父さん。以前は耳に白いフィルムケースをはめるのが流行の先端でしたが、今はもっと大きなケースのようですね。大事なものがいっぱい入るかな。 人を無視してゲームに夢中でした。
伝統的なマサイのお父さん。以前は耳に白いフィルムケースをはめるのが流行の先端でしたが、今はもっと大きなケースのようですね。大事なものがいっぱい入るかな。 人を無視してゲームに夢中でした。

独特なリズムで体をゆすります。マサイジャンプの始まり。 知り合いのおじさんみたいな、思わず飼っている牛のご機嫌伺いしたくなります。
独特なリズムで体をゆすります。マサイジャンプの始まり。 知り合いのおじさんみたいな、思わず飼っている牛のご機嫌伺いしたくなります。

数年前にあった大干ばつで、ほとんど牛が全滅してしまったらしい。牛はマサイの最重要財産です。子供達がさらに貧しくなってきたような雰囲気でした。村の近くにあった自前の学校もなくなっていましたし。子ヤギが見守っています。
数年前にあった大干ばつで、ほとんど牛が全滅してしまったらしい。牛はマサイの最重要財産です。子供達がさらに貧しくなってきたような雰囲気でした。村の近くにあった自前の学校もなくなっていましたし。子ヤギが見守っています。

サバンナの夕方はいつも印象的。光が風景を包みます。シマウマはそろそろ住処に帰る時間帯。
サバンナの夕方はいつも印象的。光が風景を包みます。シマウマはそろそろ住処に帰る時間帯。

マサイマラのロッジは形だけでも針金でフェンスが出来ていて、肉食獣などは入ってこないようになっていますが、鳥は自由自在。小さなハチクイが飛び回っています。
マサイマラのロッジは形だけでも針金でフェンスが出来ていて、肉食獣などは入ってこないようになっていますが、鳥は自由自在。小さなハチクイが飛び回っています。

もうもうもう、サバンナです。他では見られませんこの広さは。
もうもうもう、サバンナです。他では見られませんこの広さは。

最近は雨期でもないのにスコールがあります。時間は午後6時40分ころ。早くロッジに戻らなければならないのに、無理やり車を止めてもらって一枚。
最近は雨期でもないのにスコールがあります。時間は午後6時40分ころ。早くロッジに戻らなければならないのに、無理やり車を止めてもらって一枚。

積乱雲と草を食むヌー。ここにキリンでもいてくれたらいかにもアフリカ風景なんだけど、どこかの牧場の写真みたくなってしまった。でも見るからにサバンナでしょ。
積乱雲と草を食むヌー。ここにキリンでもいてくれたらいかにもアフリカ風景なんだけど、どこかの牧場の写真みたくなってしまった。でも見るからにサバンナでしょ。

ゾウの母と子かまたはお姉さんと弟かな。大きさからはお母さんかな・・小ゾウはいったい何を食べてるの?とばかりに鼻を向けています。
ゾウの母と子かまたはお姉さんと弟かな。大きさからはお母さんかな・・小ゾウはいったい何を食べてるの?とばかりに鼻を向けています。

ロッジの近く。3頭の親子チータ。しばらくごろごろしていましたが、夕日の中をいきなり歩き出しました。歩くときはいつも風上に向かって歩きます。風が何かを運んできたので空腹を思い出したかな。
ロッジの近く。3頭の親子チータ。しばらくごろごろしていましたが、夕日の中をいきなり歩き出しました。歩くときはいつも風上に向かって歩きます。風が何かを運んできたので空腹を思い出したかな。

シマウマの家族。シマウマはとても地味な(人間の勝手な意見)動物のようですが、よくよく見るとサバンナの風景にはなくてはならない目立つ存在に感じるこのごろです。家族は仲よさそうです。
シマウマの家族。シマウマはとても地味な(人間の勝手な意見)動物のようですが、よくよく見るとサバンナの風景にはなくてはならない目立つ存在に感じるこのごろです。家族は仲よさそうです。

このところマサイマラでクロサイ観察のチャンスが増えたようですね。どこかで水浴びをしてきたのか、こざっぱりした雰囲気のクロサイ親子が車の前を横切りました。写真はフロントガラスを通しての撮影でした。ドライバーがガラスをきれいにしていてくれたので結構きちんと写りました。
このところマサイマラでクロサイ観察のチャンスが増えたようですね。どこかで水浴びをしてきたのか、こざっぱりした雰囲気のクロサイ親子が車の前を横切りました。写真はフロントガラスを通しての撮影でした。ドライバーがガラスをきれいにしていてくれたので結構きちんと写りました。

ホロホロチョウ。いつでもどこにでもいると思っているのですが、意外にちゃんと見ることができないのです。動きがちょろちょろ早いし、日陰から日陰に移動してしまいます。
ホロホロチョウ。いつでもどこにでもいると思っているのですが、意外にちゃんと見ることができないのです。動きがちょろちょろ早いし、日陰から日陰に移動してしまいます。

大地溝帯、ナイロビ側の台地にあるビューポイントのおみやげ物屋.遠くにロンゴノット山が見えます。それにしても長ったらしい住所みたいでごめんなさい。 ツアーではめったにいかないルートなのです。ナクル湖からナイロビに向かう際(またはその逆)標高2,500mくらいのところで、風が冷たく霧が発生しやすいのであまりルートに選ばれませんがそれだけに観光客は少なく独占状態。一方で売り子にターゲットにされます。
大地溝帯、ナイロビ側の台地にあるビューポイントのおみやげ物屋.遠くにロンゴノット山が見えます。それにしても長ったらしい住所みたいでごめんなさい。
ツアーではめったにいかないルートなのです。ナクル湖からナイロビに向かう際(またはその逆)標高2,500mくらいのところで、風が冷たく霧が発生しやすいのであまりルートに選ばれませんがそれだけに観光客は少なく独占状態。一方で売り子にターゲットにされます。

そのトイレの入り口。地溝帯に向かって坂道を降りて行くと都会っ子には耐えられないトイレが・・降りるときちょっとこわいかな。ナイロビまでの1時間半トイレを我慢したほうがリーズナブルであるとの冷静なご指摘をいただきました。でも大地溝帯を見下ろして・・・は良い経験かも。
そのトイレの入り口。地溝帯に向かって坂道を降りて行くと都会っ子には耐えられないトイレが・・降りるときちょっとこわいかな。ナイロビまでの1時間半トイレを我慢したほうがリーズナブルであるとの冷静なご指摘をいただきました。でも大地溝帯を見下ろして・・・は良い経験かも。

大地溝帯の中をマサイマラ方面に走行します。大地溝帯を地球の大きな割れ目と思ってしまうとちょっとちがってしまいます。小さな平野あり、谷あり山ありの広大な地域です。ケニアの公園外の地溝帯内には野生のシマウマ、キリン、ヌー、他各種レイヨウ類がたくさんいるそうです。
大地溝帯の中をマサイマラ方面に走行します。大地溝帯を地球の大きな割れ目と思ってしまうとちょっとちがってしまいます。小さな平野あり、谷あり山ありの広大な地域です。ケニアの公園外の地溝帯内には野生のシマウマ、キリン、ヌー、他各種レイヨウ類がたくさんいるそうです。

来年はタンザニアサバンナの報告ができること目指しています。
築地