『TAZARA鉄道』に乗ってきました!通り名の『タンザン鉄道』の方が有名でしょうか。タンザニアの首都ダルエスサラームからザンビアのカピリムポシ駅までを繋ぐ約2,000kmの鉄道です。約40年間の歴史を持つ鉄道は、現在でも週2便運行し、地元の人の足として活躍しています。今回のツアーは、出来るだけローカル目線の旅行を楽しめないかと思い、企画したツアーでした。タンザン鉄道の切符を確保しておく以外は事前に手配らしい手配もせず、現地で移動手段や宿を決めながらの珍道中でした。
2泊3日の列車旅の始まりです。タンザニア南部のセルー野生保護区を抜け、緑豊かな大地を隣国ザンビアに向けのんびりと走ります。途中の停車駅では近隣の人々が美味しそうな果物やご飯などを売りに集まってきます。食堂車で乗り合わせた人と飲み語らい、自分の客車に戻っては昼寝。起きたらボケっと車窓の景色に身をゆだねる。
さて、首都ルサカで1泊し、いよいよこのツアーの最終目的地、リビングストンの街を目指します。これまでの道中、一般の人々と同じローカルな乗り物とローカルな食事を続けてきました。せっかくですので、最後までこの旅のスタイルを崩さずに、再び乗り合いバスに乗ってリビングストンの街へと向かいます。
列車や乗り合いバスなど、ローカル交通機関を使って移動するだけの内容ですが、ゴールのビクトリアの滝に辿り着いたときは、なかなかの達成感がありました。
『TAZARA鉄道も』1~2日は遅れるのが当たり前だと聞いていましたが、今回は運が良く3時間程度の遅れで真夜中にニューカピリムポシ駅に到着。ゴール以外は派手な観光地もなく、随分のんびり(ポレポレ)な旅行でしたが、地元の人達と一緒に地元の相乗り列車に乗り、地元の食事を取り、地元の足を使って移動する。ともすれば、贅沢な旅行も多いアフリカ旅行ですが、久しぶりに旅行の原点の楽しさを思い出したようなひと時でした。いやー、楽しかった。
40周年のオモシロ企画の一環でしたが、意外と好評だったので2019年の後半も企画しました。是非、地を這うようなローカル目線でアフリカを旅行したい方はご参加お待ちしています!
■タンザニア&ザンビア『TAZARA鉄道』ポレポレ旅 11日間
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