2022年6月3日発「モニターツアーウガンダゴリラトレッキングとサファリ 9日間」にご参加いただいた佐藤智子様からのレポートです。
久しぶりの海外旅行。うきうき気分で家を出たものの、リムジンバスは5名ほどの乗客しかおらず、事前に話には聞いていたけれど、成田空港はすっきりしたもので、レストラン・お店はほとんどクローズ。
しかしながらエミレーツ319便は思ったより混んでおり、普通に人でいっぱいのドバイで乗り継ぎ、ウガンダのエンテベ空港へ到着しました。
アフリカの赤い土と照り付ける太陽に心躍る。
カンパラのホテルに一泊し、翌日はクイーンエリザベス国立公園に向け一日がかりのロングドライブ。
赤道で小休止し、ランチ前に「うわさの絶品ヤギ串焼き」ならぬ「牛の串焼き」をいただきました。塩加減も丁度よろしく、噛みしめるほどに味わい深く美味しかったです。
クイーンエリザベス国立公園では、こじゃれたロッジ泊。
ハイエナの鳴き声を聞きながら眠りに落ち、鳥のさえずりで目覚め、アフリカを満喫。
早めの朝食後、クイーンエリザベス国立公園でのゲームドライブへ出発。ヒョウ、ライオンやキリンに会えなかったのは残念でしたが、ウガンダコーブ、ウォーターバック、ゾウ、イボイノシシ、バッファローetcに会えました。
夕方からは、カジンガ水路にてボートサファリ。小型ボートを用意してくれたので、道祖神ツアー貸切りで案内してもらえました。仲良くくつろぐバッファローとカバ、たくさんの美しい鳥たち、きれいな?クロコダイル。岸辺ギリギリまで近づいてくれたので、とてもよく観察できました。
そしていよいよ今回の旅のテーマ「マウンテンゴリラに会う」ために、ブウィンディ原生国立公園へ。
狭い赤土の道路をひた走り、ロッジ到着。夜は上着が必要なほど寒く、湯たんぽのサービスがありました。
翌日、レンジャー事務所に行き、ウェルカムダンスを楽しみ、レクチャーを受けた後、私たちのグループは【Bitukura】という家族に会いに出発。足にも体力にも自信がない私は、もちろんポーターさんをお願いしました。(20USD/人)⇒大正解でした!!
車で入山口までおくってもらい、降ろされた場所は「本当にここから入るの?」って聞きたくなるくらいの道端。そしていきなり山の中へ。歩き慣れない細い急な山道を落ち葉やツタに足を滑らせながらも下り、1時間程度で最初のブラックバックに遭遇。
その後、シルバーバック、母親と子供(1歳半くらいとのこと)にも会えて、あっという間に1時間の訪問は終了しました。
大きく、ゆったり、穏やかな様子で自然の中で暮らす、ありのままの彼らに会えたことは本当に素晴らしい体験でした。母親につかまる子供の可愛さも格別でした。
後ろ髪をひかれながらの帰り道は、地獄の上り坂。苦しくてめげそうでしたが、優秀なポーターさんに手を引かれ(ほどんど引っ張りあげてもらっていたような・・・)、なんとか戻ることができました。
カンパラに戻り、帰国前のPCR検査を受け、My SOSアプリ登録を済ませ、成田空港に予定通り到着。心配していた検疫も非常にスムーズで、一度も立ち止まることなく荷物受け取りレーンへ進み、成田空港を後にしました(成田17:35着、18:10空港出)。
緑豊かなウガンダは、人も穏やかで食事もビールも美味しかった。特にパイナップルとアボガド、串焼きは絶品でした。
今回ご一緒した皆様の豊富で貴重な体験談がとても面白く、次回以降の旅先選びの参考になりました。楽しい9日間でした。感謝です。