10月6日、ソニーからRX10M4というカメラが発売されました。このカメラがアフリカで動物写真を撮りたい人に良さそうだったのでご紹介します。
本気で動物の撮影をしようと思えば、一眼レフに超望遠レンズというのが定番ですが、どうしても大きく重くなります。アフリカでの撮影ともなれば、飛行機の機内持込手荷物にどう収めるか苦労したりします。
一方、小さくても動物をアップで撮れる高倍率コンパクトデジカメという選択もありますが、画質が微妙だったり、オートフォーカスが遅くてシャッターチャンスを逃しやすいという欠点がありました。
SONY RX10M4は、カテゴリーとしては高倍率コンパクトデジカメに含まれますが(ネオ一眼という呼び方もありますね)、1インチの大型イメージセンサー搭載なのでかなり高画質(一眼レフには劣りますが)。しかも高速オートフォーカスや高速連写もでき、シャッターチャンスを逃しにくいカメラになっています。また、高画質4K動画やスーパースローモーション撮影など、動画撮影も得意です。
コンパクトデジカメとしては大型ですが、一眼レフ+超望遠レンズと比べると遥かにコンパクトで、旅行のお供としてとても魅力的なカメラだと思います。
気軽に買える価格ではありませんが、本格的に動物写真や動画を撮りたいけれど機動力も重視したいという人にはお勧めです。
■良い所
・広角~超望遠まで1台でカバーする24mm~600mm相当の画角
・高倍率コンパクトデジカメとしては非常に画質が良い
・高速オートフォーカス、高速連写でシャッターチャンスを逃しにくい
・動画撮影機能も優秀
・旅行中の負担にならないコンパクトさ
■悪い所
・価格が高い
■公式サイト
http://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-RX10M4/
※写真は発売前に銀座のソニーショールームで触ってきた時のものです。
by 斎藤