2024年9月13日出発「ボツワナ・キャンプ オカバンゴからチョベへ 11日間」にご参加された、りら様からのレポートです。
9月にボツワナに行ってきました。サファリ歴は10年ぐらいで、今まで南アフリカ、ケニア、タンザニア、インドでサファリをして来ましたが、ボツワナは初めてで、キャンプも初めてです。今回のツアーに参加したいと思ったのは、ボツワナのキャンプは動物との距離が近いと聞いたから。期待通り、至近距離で動物観察ができて、キャンプでも動物たちの雰囲気を感じることができて、とても素晴らしいツアーでした。
私は野生のライオンが大好きで、サファリでもライオンばかり撮っているので、他の動物の写真は他の方にお任せするとして、今回のツアーで出会ったライオンたちを紹介します。
サファリ1日目。日本を出発してから3日目。
4頭合流するのかと思ったら、別のオスライオンの方が一声咆えて奥に行ってしまい、歩いてきたオスライオンの方はちょっと距離を空けてストップしてしまいました。後でガイドさんに聞いたところでは、歩いてきたライオンが兄、咆えたライオンが弟で、兄弟仲が悪くなってきてもうすぐ兄が弟に追い出されるかも?ということでした。お兄さんの方はお尻にヤマアラシのトゲが刺さっているし、なかなか前途多難なようです。
サファリ2日目。
ガイドさんによるとよその群れの縄張りに入ってきているそうで、そういわれてみるとお顔が何となく不安そう。前日の兄弟ライオンとは全然雰囲気が違います。このライオンとはしばらく車で並走できましたが、そのうち木の陰に入って行ってしまいました。
3日目はライオンには会えず。リカオン、象の大群、バッファローの大群などを見て、それはそれで楽しかったけど、やっぱりもっとライオンを見たいな~と思ってサファリ4日目。
この日は移動中の群れがキャンプ地の近くで狩りをするかも?という話だったので、テントの中から歩くライオンを目撃できないかと頑張って起きていたのですが、夜中には姿を見ることができず、咆哮の声だけが何度も聞こえました。
サファリ5日目。
朝起きてみると、ライオンの群れはキャンプ地の近くを歩いて行ったようで、足跡が残っていたそうです。
ガイドさんによると、若い3兄弟はまだ自分の群れを持っていなくて、力も体力もあってとても危険なのだそうです。遭遇場所がキャンプ地から近かったので、この日もテントの中から見たくて頑張って起きていたのですが、姿は見ることができず。このあたりを縄張りとする群れのオスの咆哮と、若い3兄弟らしき声はよく聞こえていました。
サファリ6日目。サファリの最終日。
食べられてしまった子ゾウのお父さんかお母さんが怒って復讐に来たのかと思ったのですが、後でガイドさんに聞いたら、大きいゾウは子ゾウの親ではなくて、水場に水を飲みに来たら嫌いなライオンがいたので怒っただけだそうです。
いつもライオンライオンうるさくて、ツアーの参加者の皆様、ガイドさん、ドライバーさんにはご迷惑をおかけしたところもあると思いますが、いろいろ楽しいお話が聞けてメンバーにも恵まれたと感じています。ありがとうございました。
いつもサファリに参加していて
・ガイドさん、ドライバーさんより先にライオンを見つけたい
・ライオンの個体識別ができるようになりたい
・部屋のベッドの上からライオンを見たい
という夢があるのですが、これらは今回のツアーでも達成できませんでした(笑)
まだまだサファリ遍歴は続くのです。