フィールドで目にするたくさんの鳥たち。
たくさんいるので、つい種類を見分けることに終始してしまいがちだが、それではそれぞれの個性がつかめず面白みに欠ける。
鳥類の生態は我々二足歩行の生き物から見てとてもユニークだ。
ときに地球規模となる広い行動範囲、磁場や星座、太陽から現在地を知るナビゲーション能力、天気の変化や大気の動きに適応する知恵、飛び方の個性、生存戦略の個性、、知れば知るほど、その多様性と我々にはない能力に感心させられる。
アフリカの鳥を知るにはまず図鑑を手に入れることになり、現地の本屋に行けば簡単に手に入る。図鑑には鳥の生態について細かく記述されているが、なにせ文字ばかりで根気を求められるのでビギナーにはつらい。
そこでご紹介したいのが、RANDOM HOUSE社の『ATLAS OF BIRD MIGRATION』だ。
生態についての図説、種別の渡りの図説、とにかく図が多くてよく分かる。いつも見かけるあの鳥はどこにいったのだろう、という素朴な疑問が“渡り”という概念になってからまだ1世紀ほど経ったばかりだが、鳥の足に標識をつけて放鳥し回収するという地道な調査の集大成とも言える図を見ているだけで満足感を得られるばずだ。
by 有冨
ときに地球規模となる広い行動範囲、磁場や星座、太陽から現在地を知るナビゲーション能力、天気の変化や大気の動きに適応する知恵、飛び方の個性、生存戦略の個性、、知れば知るほど、その多様性と我々にはない能力に感心させられる。
アフリカの鳥を知るにはまず図鑑を手に入れることになり、現地の本屋に行けば簡単に手に入る。図鑑には鳥の生態について細かく記述されているが、なにせ文字ばかりで根気を求められるのでビギナーにはつらい。
そこでご紹介したいのが、RANDOM HOUSE社の『ATLAS OF BIRD MIGRATION』だ。
生態についての図説、種別の渡りの図説、とにかく図が多くてよく分かる。いつも見かけるあの鳥はどこにいったのだろう、という素朴な疑問が“渡り”という概念になってからまだ1世紀ほど経ったばかりだが、鳥の足に標識をつけて放鳥し回収するという地道な調査の集大成とも言える図を見ているだけで満足感を得られるばずだ。
by 有冨