2019.4.26発 エチオピア歴史街道ダイジェスト 11日間

旅行期間が長すぎて日本人のお客様には合わない、といわれることもありますが、弊社のこだわりが最も表れているツアーでもあるため、変わらず企画し続けている「エチオピアの大自然と民俗、世界遺産、ゆったり・たっぷり 15日間」。今年のGWは10連休ということで、この日程に合わせて金曜夜出発の11日間特別短縮版を企画・催行し、添乗員として同行させていただきました。
15日間との相違点は、前半のアディスアベバからラリベラまで、後半のバハール・ダールからアディスアベバへのそれぞれの陸路移動を日数短縮のために空路移動に変え(この変更で、バティとサンバティ2か所の定期市訪問がカットされるため、生活文化的な見どころが減ります)、世界自然遺産のシミエン国立公園訪問をカットし(この変更で、より歴史・宗教面へのフォーカスが強くなります)、代わって有名なラリベラの岩窟教会よりも古い時代、6世紀にティグレ州のあちこちに築かれた岩窟教会への訪問を組み込み、更に歴史と宗教面の見どころを強化した内容になりました。
見どころの1つは超有名な世界文化遺産のラリベラの岩窟教会群。12世紀、ザグウェ王朝の王ラリベラ(のちに聖人として聖列)の指示で、イスラム教徒に奪われたエルサレムに代わる第二のエルサレムとして築かれた11の教会です。教会の多くは固い花崗岩の上に載った、削りやすい凝灰岩を彫って築かれましたが、モノリシック(底部のみ天然の岩盤と繋がった、完全な一枚岩のもの)とセミモノリシック(底面と天井部など、複数の面が岩盤と繋がったもの)の2種類があり、それぞれ正確な数学的計算・設計の上に、当時の石工の技術の粋を集めて作られています。エジプトのピラミッドほどではありませんが、メディアへの露出が多いため、ご覧になる前から見たような気分になってしまう方も多いかもしれませんが、実際に目の当たりにすると迫力が段違いです。添乗員としても個人的にも何度も足を運んでいますが、あかり取りの窓の周辺に施された彫刻など、見るたびに感慨を新たにする素晴らしいものです。

ラリベラの教会群で最古と推定されている聖マリア教会
ラリベラの教会群で最古と推定されている聖マリア教会

天然の岩を刻んで造形したとは到底思えない教会内部
天然の岩を刻んで造形したとは到底思えない教会内部

色も鮮やかに残る天井装飾
色も鮮やかに残る天井装飾

巧みなノミ捌きで刻まれたあかりとりの窓の軽やかな装飾
巧みなノミ捌きで刻まれたあかりとりの窓の軽やかな装飾

女人禁制の聖ゴルゴダ教会内部、ラリベラ王の墓所はこの部屋の奥にあります
女人禁制の聖ゴルゴダ教会内部、ラリベラ王の墓所はこの部屋の奥にあります

傑作建築の一つ、聖エマニュエル教会
傑作建築の一つ、聖エマニュエル教会

アッバ(神父)の服装と儀礼用の十字架も、教会によって一つ一つ形状が異なります
アッバ(神父)の服装と儀礼用の十字架も、教会によって一つ一つ形状が異なります

ラリベラにある11の教会中の最高傑作、聖ギオルギス教会
ラリベラにある11の教会中の最高傑作、聖ギオルギス教会

水平は完璧に出していますが、上への線は垂直ではなく上に行くにしたがって内側に絞られています
水平は完璧に出していますが、上への線は垂直ではなく上に行くにしたがって内側に絞られています

光の入り具合も計算されている至聖所前の祭壇
光の入り具合も計算されている至聖所前の祭壇

丸顔にアーモンド形の目を描くエチオピアスタイルは変わりませんが、歴史を感じさせる内壁の絵
丸顔にアーモンド形の目を描くエチオピアスタイルは変わりませんが、歴史を感じさせる内壁の絵

西洋のイースター(復活祭)は、今年は4月21日の日曜日でしたが、異なるカレンダーとそれに合わせた祭礼を行うエチオピアでは、今年はラリベラ滞在中の4月28日がイースターでした。ということで、街でもあちこちに緑の草を敷き詰め(場を清浄化するため)、人々は同じ草を鉢巻のように頭に巻き、この日から遡ること2カ月前から始めた断食(イスラムと異なり、断つのは肉や魚などで、牛乳や卵の入らないパン、野菜とマメのシチュー、サラダなどは食べてよい)の明けとキリストの復活を祝います。私たちが宿泊していたホテルでも、従業員の方々がコーヒーセレモニーで祝っていたのですが、たまたまホテルに居合わせた私たちもご相伴に預かりました。このイースターが過ぎると、少しずつ雨が降り始め、6~8月のエチオピア北部の雨季到来の雰囲気が濃くなっていきますが、ツアー中に雨に降られることはほとんどなく、高原の国エチオピアとは思えないような暑い日が続きました。
イースターということもあってホテルではコーヒーセレモニーに招かれました
イースターということもあってホテルではコーヒーセレモニーに招かれました

生豆を炒って挽き、ジャバナと呼ばれるポットの中で煮立てたものが供されるコーヒー
生豆を炒って挽き、ジャバナと呼ばれるポットの中で煮立てたものが供されるコーヒー

雨季前で、降雨があった場所では緑が美しい土地が広がります
雨季前で、降雨があった場所では緑が美しい土地が広がります

そしてもう1つの見どころは、日本からのツアー客がほとんど訪れない担当者である私イチ押しの場所、ティグレ州の岩窟教会群です。ラリベラの教会群建造から600年ほど遡った6世紀に、それまでの弾圧からキリスト教が公認、国教化されたローマ領のあちこち(アンティオキア、アレキサンドリア、コンスタンティノープルなど)からエチオピアにやってきた9人の聖職者(9聖人)によって築かれたとされる教会・修道院の他、彼らが持ち込んだ修道という修行の形態を実現するために、険しい山の上や人跡未踏の岩壁に横穴を穿って築かれたよりシンプルな構造の穴倉のような教会が、140カ所を超える数存在しています。まだ世界遺産登録はされていませんが、近いうちに間違いなく登録されるだろうこれらの教会への訪問を難しくしているのは、その立地する場所の険しさです。今回訪問を選択したいくつかの教会・修道院の中には、ほとんどロッククライミングのようなスタイルで岩を登り、やっと到達できたものもありました。少々ハードで、麓の村人たちがサポートしてくれるとはいえそれなりのリスクもありますが、訪問できてよかったとご参加者の皆さんからも感想をいただけました。
ティグレ州の岩窟教会を代表するアブーナ・イェマタへの山道
ティグレ州の岩窟教会を代表するアブーナ・イェマタへの山道

教会の入り口は登り口から約300mの位置にあるため、上からの眺めは抜群
教会の入り口は登り口から約300mの位置にあるため、上からの眺めは抜群

半ばロッククライミングのような登りを慎重に続けて到達します
半ばロッククライミングのような登りを慎重に続けて到達します

壁画が美しい、アブーナ・イェマタ修道院の内部
壁画が美しい、アブーナ・イェマタ修道院の内部

アブーナ(教父)・イェマタ以下、シリアからエチオピアに到来した9聖人の絵
アブーナ(教父)・イェマタ以下、シリアからエチオピアに到来した9聖人の絵

至聖所への入り口には、守りとして天使ガブリエルとラファエルの絵が
至聖所への入り口には、守りとして天使ガブリエルとラファエルの絵が

修道士はこのキャンドルに火をともして毎日の勤行を行います
修道士はこのキャンドルに火をともして毎日の勤行を行います

アブーナ・イェマタ入り口への細い道、右手は崖ですっぱり切れ落ちています
アブーナ・イェマタ入り口への細い道、右手は崖ですっぱり切れ落ちています

時たま里に下りるものの、修道士は多くの時間をここで祈りに費やします
時たま里に下りるものの、修道士は多くの時間をここで祈りに費やします

現存するエチオピア最古の教会の一つ、4世紀創建のアブレハ・ワ・アツベハ教会
現存するエチオピア最古の教会の一つ、4世紀創建のアブレハ・ワ・アツベハ教会

ユダヤ教徒の女王グディトによる焼き討ちの跡が残る天井
ユダヤ教徒の女王グディトによる焼き討ちの跡が残る天井

ポルトガル絵画の影響を受けたといわれる聖母子像
ポルトガル絵画の影響を受けたといわれる聖母子像

そして後半戦は、エチオピア最古の都アクスム、次いで16世紀に都があったゴンダールへと続いていきます。アクスムではおなじみのステッレ(アクスム王国時代に建てられたオベリスク)やシェバの女王の宮殿といわれる遺構、そしてモーゼがシナイ山で神から受け取った十戒の石板を収めたアーク(聖櫃)が安置されているとされるシオンの聖マリア教会の礼拝堂などを見学。アクスムは地中に埋もれているだろうと想定される遺構の9割は未発掘で残されているとされており、これからの発掘と発見が楽しみな場所でもあります。
どのような手法で運ばれ、建てられたかわからない、アクスムの巨大なステッレ
どのような手法で運ばれ、建てられたかわからない、アクスムの巨大なステッレ

「失われたアーク」が安置されているといわれる、シオンの聖マリア教会の礼拝堂
「失われたアーク」が安置されているといわれる、シオンの聖マリア教会の礼拝堂

シオンの聖マリア教会内、ファシリダス帝によって築かれた女人禁制の修道院内部
シオンの聖マリア教会内、ファシリダス帝によって築かれた女人禁制の修道院内部

シェバ王国時代の宮殿跡と推測されている遺構
シェバ王国時代の宮殿跡と推測されている遺構

ゴンダールではこちらも多くの方がご存知であろう、ゴンダール朝のファシリダス帝以下6人の皇帝・皇妃によって築かれた、交渉のあった様々な国の建築様式が融合したゴンダール様式の城跡と、イスラム教徒勢の焼き討ちを生き延びた奇跡の教会「デブレ・ブレハン・セラシー教会」を見学しました。堂内の天井には有名な天使の絵が描かれています。
16世紀当時の都だった、ゴンダールに築かれたファシリダス帝の城
16世紀当時の都だった、ゴンダールに築かれたファシリダス帝の城

ヨハンネス1世、イヤス1世、ダウィト3世、バカッファ帝、メントゥワブ妃の5人によって築かれた城や建造物が点在しています
ヨハンネス1世、イヤス1世、ダウィト3世、バカッファ帝、メントゥワブ妃の5人によって築かれた城や建造物が点在しています

ティムカット祭ではハイライトの聖水浴びが行われるファシリダス帝のプール
ティムカット祭ではハイライトの聖水浴びが行われるファシリダス帝のプール

イスラム教徒勢の焼き討ちから、ミツバチの群れによって守られたといわれる奇跡の教会、デブレ・ブレハン・セラシー教会
イスラム教徒勢の焼き討ちから、ミツバチの群れによって守られたといわれる奇跡の教会、デブレ・ブレハン・セラシー教会

有名な天使の天井画
有名な天使の天井画

毛皮の衣服をまとってライオンとヒョウを従えた聖ゲブラ・マンファス・ケッドゥスと片足を失った代わりに6枚の翼を背に得た聖テクレ・ハイマノウトの壁画
毛皮の衣服をまとってライオンとヒョウを従えた聖ゲブラ・マンファス・ケッドゥスと片足を失った代わりに6枚の翼を背に得た聖テクレ・ハイマノウトの壁画

そして、首都アディスアベバを除いた最後の訪問地、タナ湖畔のバハール・ダールへ。水量は少ないものの、それなりに迫力のある青ナイル滝と、エチオピア最大の湖で、青ナイルの源流の一つでもあるタナ湖上をボートで遊覧、ゼゲ半島に位置する修道院を訪問しました。修道院があるウラ村と「聖母マリアの契約の赦し」という名前を冠したウラ・キダネ・メレット修道院を訪ね、文盲の信者にキリストの物語や教えを語るために描かれた、新しいものではありますが見事な壁画が楽しめます。
水量は少ないものの、迫力ある青ナイル滝
水量は少ないものの、迫力ある青ナイル滝

国民食インジェラを焼くデモンストレーションを見せてくれた村人
国民食インジェラを焼くデモンストレーションを見せてくれた村人

タナ湖をボートで遊覧し、ゼゲ半島の修道院へ
タナ湖をボートで遊覧し、ゼゲ半島の修道院へ

至聖所は二人の熾天使の絵によって守られています
至聖所は二人の熾天使の絵によって守られています

戴冠する聖母マリア
戴冠する聖母マリア

磔刑に処されたイエスと、12使徒の殉教を描いた壁画
磔刑に処されたイエスと、12使徒の殉教を描いた壁画

この後、アディスアベバへ空路移動し、国立博物館や名産のコーヒーなどを目当てのショッピングを済ませ、ツアーは帰路につきました。久々に同行させていただいて改めて実感したのは、やはりエチオピア北部を巡る際に、旧約・新約双方の聖書の知識があるのとないのとでは、ずいぶん楽しみの深さが異なるという点です。歴史についてはガイドからの説明で何となくお分かりいただけるのですが(スーダンやエジプト、ローマと絡むので、そちらの歴史をご存知であればなお楽しめます)、宗教面については知らない物語をベースに説明を聞いてもいまいちピンとこないことが多いだろうと思います。まだ未訪問の方で、これから北部エチオピアを訪問してみようとお考えの方は、聖書を読むまではいかずとも、映画等でイエスの一生やそのエピソードを知っておくことをお勧めします。
■エチオピアのツアー一覧はこちら
羽鳥

2019.4.27発 GWスペシャル ボツワナ・セントラル・カラハリ動物保護区でキャンプ 9日間

今年は10連休となったGWに、ボツワナのキャンプツアーに同行させていただきました。
ボツワナは言わずとしれたサファリ大国ですが、その中でも特にオカバンゴ、チョベ国立公園が有名かもしれません。今回は、その2か所のエリアではなく、ナイパン国立公園とセントラルカラハリ動物保護区にキャンプ泊をしながら、動物サファリを行いました。
今回訪れたエリアは、ボツワナの国土の大部分を占め、西はナミビア、南は南アフリカまで広がる広大なカラハリ砂漠の中央部分に当たります。北東部のオカバンゴやチョベ国立公園などの湿潤なエリアと比較すると、非常に乾燥しており、野生動物にはとても厳しい環境が広がっています。訪れた4月後半は、3月頃まで降っていた雨も完全に干上がり、数少ない水場(ウォーターホール)にのみ水が残されているのみです。そんな中でも力強く生きている野生動物の姿を観察することが出来ました。

初めに訪れたナイパン国立公園。野生動物の他に大きなバオバブの木
初めに訪れたナイパン国立公園。野生動物の他に大きなバオバブの木

ミネラル豊富な土壌のおかげでりっぱな牙とトランクを持つゾウが多いようです
ミネラル豊富な土壌のおかげでりっぱな牙とトランクを持つゾウが多いようです

年老いて群れを離れた雄の個体
年老いて群れを離れた雄の個体

水を求めてウォーターホールには動物が集まります
水を求めてウォーターホールには動物が集まります

サファリではお馴染みのホロホロ鳥
サファリではお馴染みのホロホロ鳥

大きなバオバブの横でティーブレイク
大きなバオバブの横でティーブレイク

迫力のあるベインズバオバブ
迫力のあるベインズバオバブ

乾燥した環境に強いオリックス
乾燥した環境に強いオリックス

たてがみがようやく伸び始めた若いオスライオン1
たてがみがようやく伸び始めた若いオスライオン1

たてがみがようやく伸び始めた若いオスライオン2
たてがみがようやく伸び始めた若いオスライオン2

アフリカで見る夕日はいつも美しいです
アフリカで見る夕日はいつも美しいです

移動してセントラルカラハリ国立公園に滞在
移動してセントラルカラハリ国立公園に滞在

りっぱな体躯をした雄のカラハリライオン
りっぱな体躯をした雄のカラハリライオン

リカオンのパックにも遭遇しました
リカオンのパックにも遭遇しました

夕暮れ時に獲物を探しながら移動中
夕暮れ時に獲物を探しながら移動中

重厚な角を持つレッドハーテビースト
重厚な角を持つレッドハーテビースト

とてもシャイなためなかなか正面からじっくり姿を見る機会が少ないスティンボック
とてもシャイなためなかなか正面からじっくり姿を見る機会が少ないスティンボック

ミーアキャットのように立ち姿が愛らしいジリス
ミーアキャットのように立ち姿が愛らしいジリス

生後数か月のオリックスの子ども
生後数か月のオリックスの子ども

夜行性で警戒心が強いため日中はまず見られないブラウンハイエナにも運良く遭遇
夜行性で警戒心が強いため日中はまず見られないブラウンハイエナにも運良く遭遇

夕暮れ時は美しい光に包まれます1
夕暮れ時は美しい光に包まれます1

動物たちも綺麗な色に染まります2
動物たちも綺麗な色に染まります2

動物たちも綺麗な色に染まります3
動物たちも綺麗な色に染まります3

動物たちも綺麗な色に染まります4
動物たちも綺麗な色に染まります4

ボツワナのキャンプの特徴は、野生動物が暮らしているフィールドにそっとお邪魔させて貰うスタンスです。そのため、キャンプサイトとは言っても、人工的な設備は何もなく(一部のサイトにはシャワー設備を備えているところもあります)、そこにテントを張り、大自然の真っ只中で過ごします。もちろんサイトに野生動物が挨拶に来ることもありますが、彼らへの敬意と適切な距離を保っていただければ問題になることはありません。夜は、降ってくるような満天の星空の下で、耳触りの良い動物たちの鳴き声をバックミュージックに眠りにつきます。
サファリフィールドに溶け込むキャンプサイト1
サファリフィールドに溶け込むキャンプサイト1

サファリフィールドに溶け込むキャンプサイト2
サファリフィールドに溶け込むキャンプサイト2

食事テーブルもしっかりとセッティングしてくれます
食事テーブルもしっかりとセッティングしてくれます

毎回美味しい料理をキッチンスペースで作ってくれるコックさん
毎回美味しい料理をキッチンスペースで作ってくれるコックさん

ダッチオーブンでパンを始め様々な料理を作ってくれました1
ダッチオーブンでパンを始め様々な料理を作ってくれました1

ダッチオーブンでパンを始め様々な料理を作ってくれました2
ダッチオーブンでパンを始め様々な料理を作ってくれました2

ご参加者の皆さまにも大変好評でした
ご参加者の皆さまにも大変好評でした

毎晩星が降る様な夜空の下で静かで贅沢な時間を過ごしました1
毎晩星が降る様な夜空の下で静かで贅沢な時間を過ごしました1

毎晩星が降る様な夜空の下で静かで贅沢な時間を過ごしました2
毎晩星が降る様な夜空の下で静かで贅沢な時間を過ごしました2

ボツワナのキャンプは、キャンプ未経験の方やキャンプを始めてみたい方にこそお勧めさせていただきます。多少の不便を補って余りある贅沢な自然体験は、これ以上ないきっかけになるかもしれません。
来年も春から夏にかけて、キャンプツアーをいくつか設定しますので、是非ご参加ください。
■ボツワナのツアー一覧はこちら
荒木

2019.4.27発 GWスペシャル レソト・ホース&岩絵トレッキング 9日間

10連休のGWですが、レソトにて乗馬と岩絵トレッキングに同行してきました。出発の羽田空港は大混雑でしたが、アフリカについてしまえばそこは喧噪とは全く無縁の世界。香港・ヨハネスブルグで乗り継ぎ、やっと到着です。ここはダーバン・キング・シャカ空港。

ダーバンは海の近くで標高が低いので暑いです
ダーバンは海の近くで標高が低いので暑いです

南アフリカ側のベースになるのは、このダーバン空港から約3時間走り続けて到着するアンダーベルグの町から近いサニ・ロッジ。南アフリカはちょうど秋口にあたり、途中の道路ではセイヨウカエデが綺麗に色づいていました。また、ロッジのカフェ兼レストランもお洒落な外観です。
ここはヨーロッパではございません
ここはヨーロッパではございません

カフェの名はジャイアントカップカフェ!
カフェの名はジャイアントカップカフェ!

翌日は南アフリカ国境を越え、
両脇に山々が迫ってくる南ア国境
両脇に山々が迫ってくる南ア国境

そして九十九折りの急坂を登っていると、展望の良いところで一休憩。左の岩壁は「十二使徒」と呼ばれています。
本当に大きいのです。写真だと分かり辛いでしょうか
本当に大きいのです。写真だと分かり辛いでしょうか

登り切ったところは「サニ・パス」です。ここにレソト側の国境があります。パスポートにハンコを貰ったあとは歩いて国境を渡ります。
ここは標高2,873m。空がとっても青いです!
ここは標高2,873m。空がとっても青いです!

乗馬トレッキングの始まるモルモン村はまだまだ先。その途中にはレソトの道路の最高地点を通りますが、なんと標高は3,240m!見事なまでの空の青さです。人物は気にしないでください。
レソト最高地点。キリマンジャロ登山と同様に顔が膨れます…
レソト最高地点。キリマンジャロ登山と同様に顔が膨れます…

いよいよ乗馬スタート。が、乗馬中はなかなか写真を撮るのが難しく…それでもどのような雰囲気か分かっていただけると嬉しいです。
全員が跨るまでじっとしている大人しい馬たちです
全員が跨るまでじっとしている大人しい馬たちです

3日目のマルベルブ村では、みんな堂々としています
3日目のマルベルブ村では、みんな堂々としています

レソトの乗馬が終わり、今度は南アフリカ側で岩絵のトレッキングに出発です。トレッキングは結構ハードなコース。標高差は750mほどですが、管理されていない道ですのでトレッキングシューズは必須です。そんな道を約3時間程登ると大きな巨岩に到着です。岩絵はこのような巨岩のオーバーハングしている部分に数多く描かれています。
世界遺産の岩絵前でランチなんて、日本ではなかなかできません
世界遺産の岩絵前でランチなんて、日本ではなかなかできません

ゆっくりランチを摂ったあとはのんびり下山です。ジャイアントカップの由来となった、標高3,251のホジソンズピークが見えるところで一休止。
右上に見える双耳峰がホジソンズピーク北峰・南峰
右上に見える双耳峰がホジソンズピーク北峰・南峰

サファリとは全く反対側に位置するようなツアーですが、純粋に「絶景を見てみたい」「岩絵のロマンに浸る」「村で出迎えてくれる子供たちの笑顔」はこの旅行の素晴らしいポイントだと感じました。
■レソトのツアー一覧はこちら
久世

2019.4.27発 GWスペシャル ケニア・サファリ・ゴールデン 8日間

前代未聞の大型連休となったGW、『ケニア・サファリ・ゴールデン 8日間』の添乗に行ってまいりました!10日間のツアーが多いケニアですが、今回は参加しやすい8日間!ナイバシャ湖とマサイ・マラの2カ所を巡るコンパクトな日程ながら、マサイ・マラでは3連泊とサファリをしっかり楽しめる内容になっていました。
最初の訪問地はナイバシャ湖。ここでは水辺ならではのアクティビティー、ボートサファリが楽しめました!ロッジからボート乗り場まで歩いて移動していると。。

遊歩道のすぐ横にキリンが出現!
遊歩道のすぐ横にキリンが出現!

すごい近い!
すごい近い!

ひとしきりキリンを観察した後は、ボートサファリにいざ出発!鼻先だけ出してリラックス中のカバや湖から見えるキリンが見えたり、可愛らしい鳥たちも。
かわいらしいメヤマセミ。
かわいらしいメヤマセミ。

羽を休めるモモイロペリカン。
羽を休めるモモイロペリカン。

こちらはオオヤマセミ。道祖神の鳥好き社員も見たことがないというレアキャラです!
こちらはオオヤマセミ。道祖神の鳥好き社員も見たことがないというレアキャラです!

その他いろいろな鳥を観察。派手さはないナイバシャ湖のボートサファリですが、ゲームドライブでは味わえない湖の景観、沢山の鳥や草食動物のリラックスした様子は一見の価値ありです!
ちなみにナイバシャ湖で泊まったロッジの敷地には、夜な夜なカバが食事に来るようで、夕食の帰りにホテルスタッフに少しだけ見に連れて行ってもらいました。
遠目から見ても大迫力の巨体。部屋の近くまで来ることもあり夜はとっても危ないので、出歩くときはマサイのエスコートが必須です!
遠目から見ても大迫力の巨体。部屋の近くまで来ることもあり夜はとっても危ないので、出歩くときはマサイのエスコートが必須です!

マサイ・マラでは沢山の動物がお出迎え。
雨期の時期でしたが特に雨に降られることもなく、それでもサバンナは緑が美しく、草食動物の生き生きしている姿がとっても印象的でした。
サバンナを駆けるヌー
サバンナを駆けるヌー

シマウマの親子
シマウマの親子

そして今回は沢山のチーターと出会うことができました。
最初に出会った子は丘の上でポージング。次の日もここにいたので、お気に入りの場所なのかもしれません。
最初に出会った子は丘の上でポージング。次の日もここにいたので、お気に入りの場所なのかもしれません。

「きゃっきゃっ!」可愛らしい声で鳴くチーター。仲間を呼んでいるのかな??
「きゃっきゃっ!」可愛らしい声で鳴くチーター。仲間を呼んでいるのかな??

並んで歩く兄弟チーター。通常は群れを作らないチーターですが、後々聞いたところ最近は5頭の仲良し兄弟が出現したそうで、マサイ・マラでのチーター遭遇率はかなりアップしたのだとか。
並んで歩く兄弟チーター。通常は群れを作らないチーターですが、後々聞いたところ最近は5頭の仲良し兄弟が出現したそうで、マサイ・マラでのチーター遭遇率はかなりアップしたのだとか。

毛のふさふさ感がわかるくらい近くで見れることも!なでなでしたい!
毛のふさふさ感がわかるくらい近くで見れることも!なでなでしたい!

時にはセリフを付けたくなるような場面にも遭遇しました!
いつもはサファリカーもおかまいなしのライオンですが、私たちの見つけた若い雄はこちらを睨んで警戒モード。
「何見てるんだよ!」
「何見てるんだよ!」

すると遠くのほうからゾウの大群が出現。どんどんこちらに近づいて、ライオンのいる藪の横で水浴びを始めてしまいました。
ゾウの大群
ゾウの大群

水浴び中のゾウ
水浴び中のゾウ

20頭近くの象に囲まれるのはかなりのプレッシャーだったでしょう。最初はサファリカーを気にしていたライオンですが、それどころでなくなった彼は迷惑そうに逃げていきました。
「おいおいおい、近くでやめろよ」
「おいおいおい、近くでやめろよ」

「まったくもう!」ライオンの声が聞こえてきそうなシーンに思わず笑ってしまいました。
「まったくもう!」ライオンの声が聞こえてきそうなシーンに思わず笑ってしまいました。

少し残念だったのがヒョウとサイ。今回の滞在では見ることが叶いませんでした。サイに至っては一週間マサイ・マラでの目撃情報がなかったらしく。。行ったら必ず会える動物園のようにいかないのが野生動物の難しいところですね。それでも、次にサファリに来る良い口実になるのではないでしょうか!
最後のゲームドライブではこんな場面も。
最後に来てあまり沢山の動物に出会えず、少し消化不良気味。。となっていたところ、ライオンの影を発見!しかし、深い茂みでお昼寝中。いるのは分かるけど全然よく見えない。その周りにはずらっとサファリカーが並ぶも、みんなの期待をよそに一向に動く気配のないライオン。お腹しか見えない姿を前に10分、20分。日も暮れ始めてしびれを切らし出発する車の多い中、さらに待つ私たち。人間とライオンの根競べ。するとやっと動きが。
1頭現れ
1頭現れ

また1頭、2頭と。。
また1頭、2頭と。。

こんなに茂みの中にいたの!?
こんなに茂みの中にいたの!?

ぞろぞろ。。一頭出てくるごとにみんな大興奮!最終的には8頭のライオンを見ることができました!
立派なプライドでした!
立派なプライドでした!

もっと見ていたい気持ちはありつつもここでタイムアップ!暗い時間にサファリカーが走るのはルール違反なので、急いでロッジへ。それでも旅を締めくくるのにぴったりなラストゲームドライブになりました。
今回はマサイ・マラに3泊できたので、バルーンサファリやウォーキングサファリ、マサイ村訪問などのオプションも色々組み込めて、全部参加されたお客様もいて大満足のご様子でした。また、ご家族参加からお1人参加など、色々な方がいて和気あいあいと楽しんでいらっしゃいました。初アフリカ旅行の方がほとんどでしたが、みなさん積極的に楽しもうという姿勢でとてもステキなお客様ばかりでした。
『ケニア・サファリ・ゴールデン 8日間』常時設定のあるツアーではないですが、次回発表されたときはみなさん要チェックです!
■ケニアのツアー一覧はこちら
矢口

2019.2.3発 山形豪さんと行く緑の季節のマシャトゥ自然写真撮影ツアー 9日間

2月3日から11日の日程で、緑豊かな雨季のボツワナ、マシャトゥ動物保護区へのツアーを催行した。恒例となりつつあるこのサファリ、今年は現地到着直前にまとまった雨がしっかり降ってくれたおかげで、デビルズ・ソーン(Devil’s Thorn)と呼ばれる花が地面を埋め尽くすという珍しい光景に恵まれた。動物たちのコンディションも非常に良好で、どの種も活動的だったため、実に多くの撮影機会が次から次へとやってきた。ゾウ、ライオン、チーター、ヒョウといったマシャトゥの馴染みの顔ぶれ以外にも、ヤマネコや数多くの野鳥を撮ることができたし、風景に関しても、朝日や星空、花畑など、バリエーション豊かな結果を得るに到り、自然写真撮影ツアーの名に恥じぬ旅となった。やはりマシャトゥは凄い。あれほど自由度の高いサファリができる場所もそうそうないと、回を重ねる毎に実感する次第だ。

マシャトゥではオープンカーで動物たちを間近から撮影できる
マシャトゥではオープンカーで動物たちを間近から撮影できる

10年近く通い続けて、マシャトゥでヒョウに出会えなかったことはない
10年近く通い続けて、マシャトゥでヒョウに出会えなかったことはない

大あくびをするメスライオン
大あくびをするメスライオン

仲睦まじいライオンの親子
仲睦まじいライオンの親子

インパラをたいらげたチーターの親子
インパラをたいらげたチーターの親子

空腹を満たした後、遊びに興じるチーターの子供達
空腹を満たした後、遊びに興じるチーターの子供達

マシャトゥには約700頭ものアフリカゾウがいる
マシャトゥには約700頭ものアフリカゾウがいる

ゾウの群れの前での記念撮影
ゾウの群れの前での記念撮影

砂浴びをしながら遊ぶ若いゾウ
砂浴びをしながら遊ぶ若いゾウ

動物の死骸に群がるハゲワシ
動物の死骸に群がるハゲワシ

サファリではクロワシミミズクのような夜行性の生き物に会うことも
サファリではクロワシミミズクのような夜行性の生き物に会うことも

樹上で啼くヒメソウゲンワシ
樹上で啼くヒメソウゲンワシ

餌をめがけて飛んだセネガルショウビン
餌をめがけて飛んだセネガルショウビン

飛び立つライラックニシブッポウソウ
飛び立つライラックニシブッポウソウ

ミナミベニハチクイはマシャトゥでは雨季にしか見られない
ミナミベニハチクイはマシャトゥでは雨季にしか見られない

広々として快適なマシャトゥ・ロッジの部屋
広々として快適なマシャトゥ・ロッジの部屋

サラダや果物が多いのも嬉しいマシャトゥの食事
サラダや果物が多いのも嬉しいマシャトゥの食事

去年完成したプールとサンデッキ
去年完成したプールとサンデッキ

辺り一面を埋め尽くした満開のデビルズ・ソーン
辺り一面を埋め尽くした満開のデビルズ・ソーン

車を降りて撮影できる機会が多いのもマシャトゥの特徴の一つ
車を降りて撮影できる機会が多いのもマシャトゥの特徴の一つ

緑と花に囲まれての記念撮影
緑と花に囲まれての記念撮影

今回はヤマネコ(リビアネコ)も撮ることができた
今回はヤマネコ(リビアネコ)も撮ることができた

セグロジャッカルたちの毛並みも艶やかだった
セグロジャッカルたちの毛並みも艶やかだった

丸々と太ったシマウマ
丸々と太ったシマウマ

遠くジンバブエから昇る朝日
遠くジンバブエから昇る朝日

広大なボツワナの大地とバオバブを背に
広大なボツワナの大地とバオバブを背に

■山形豪さんと行く 緑の季節のマシャトゥ 自然写真撮影ツアー 10日間