ナイロビに日本食レストランが新しく増えました。生ビールや日本のビールが楽しめる、ケニアにいる日本人には憩いの場になりそうです。女性のケニア人がやりくりしていますが、日本に来た事があり日本食についてかなり勉強されています。調味料等は日本から輸入しているほどで、ケニアではなかなかの味です。お弁当も作っていますので、弊社でもナイロビであまり時間がないご旅行の際にはお願いしていますが、なかなかおいしいと評判です。
日本食が恋しくなったら旅行中に足を伸ばしてみるのもいいかもしれません。
by 菊地佑介
2019.1.11発 ケニア・サファリ・ハイライト 10日間
2019年1月11日出発のケニア・サファリ・ハイライト 10日間に参加された佐藤 智子様からのレポートです。













【おまけ】鳥には興味なかったのにあまりにきれいな姿に魅了されました
◆ケニア・サファリ・ハイライト 10日間
2018.12.28発 エチオピア・ダナキル砂漠訪問ダイジェスト 10日間
12/28発「エチオピア ダナキル砂漠訪問ダイジェスト」に同行させていただきました。世界で最も過酷な地ともいわれるダナキル砂漠。日中の気温が40度以上、海抜マイナス100mという過酷な地だからこそ出会える景色に、まさに母なる大地・地球の有難さを感じた10日間でした。
通常、ツアーのハイライトでもある活火山エルタ・アレ、極彩色に彩る、ダロール地区までは、空路で向かうことも多いのですが、弊社はエチオピアの独自の自然・暮らしを感じていただきたいという思いから市場などに立ち寄りながら陸路で巡ります。
大地溝帯に属するエチオピアは、国土のほとんどがエチオピア高原に位置しており、首都のアディスアベバでも標高2400m。富士山の5合目にあたる標高の高さ!
そんなエチオピアは、宗教、文化、自然全てにおいて唯一無二の国でした。
4世紀中頃にエジプト地方から来たシリア人によって普及したといわれるエチオピア正教は、欧州諸国とは異なる発展を遂げた独自の宗教と言えます。




私たちの祖先はエチオピアを含む東アフリカ地域で誕生したといわれており、未だに謎も多い人類のルーツを知ることは非常に興味深く、人類の進化に感動です。


エチオピア正教では年に最長で55日間の断食があり、訪れた日はまさに断食の日。メニューにはファスティングメニューがあるなど、宗教と暮らしが密接に結びついていました。
そんなエチオピアは食料自給率が100%を超えるほど、食材の宝庫。近代的な食スタイルが入りつつも、今なお変わらない食文化が根付いています。
まずは、インジェラ。テフという穀物の粉を水に溶き薄く焼いた、クレープのような見た目のエチオピアの国民食。見た目は少し抵抗のあるもののエチオピア国民の愛するインジェラは、発酵させて作るため、ほんのり酸味があり、グルテンフリーの健康食でもあります。現地の方は、私たちの白飯と納豆!のように、毎食、インジェラを食べております。

◎ひよこ豆


◎チマキ

◎バナナブレッド(エンテーセ)
テフの代替品としても使用される見た目がバナナの木そっくりなため、偽バナナとも言われるエンテーセから作られるパン。
◎ピーナッツティー
ホテルで飲んだピーナッツティー。残念ながら1杯しか用意が無く、皆さんで回し飲み。ピーナッツのマイルドな香りとミルク感が女子ウケNO.1でした!
そして、コーヒー発祥の地としても有名なエチオピア。街中の喫茶では、お客様へのおもてなしの作法でもあるコーヒーセレモニーを良く見かけました。看板娘がフランキンセンス(乳香)の香りと共に、コーヒーを煎り、日本の湯吞のような小さな器で、1回に3杯飲むのが一般的。これを1日に2~3回は飲むというのだから、エチオピアの方々のコーヒー愛がうかがえます。ちなみに、ご自宅では、あまりウェルカムではないお客様がいらっしゃる際は、お茶を出すそうです。。。


さて、ツアーは、いよいよ、車の旅の始まりです。首都のアディスアベバから、海抜マイナス100m以下の地、ダナキル砂漠へ3日かけて目指していきます。
道中の楽しみといえば、マーケット見学。アディスアベバから北へ2か所のマーケットを訪ねました。ローカル市場は、現地の方々の生活を支える場所でもあると同時に、社交場の一つにもなっており、政治、ビジネスなどの情報交換、そして人と人との出会いを作る大切な役割をは果たしているそうです。










人々の生活を抱えるローカル市場。家畜、野菜、穀物、工芸品、ラクダ、香木、布、市場は、何時間居ても飽きないくらい、活気に溢れ、そして共に支え合い暮らすエチオピアの素朴な暮らしに触れることができました。
さて、車の旅はまだまだ続きます。















取り巻く環境に関係なく、絶えず独自のリズムで変化し続けている地球の神秘を生で感じ、ベースキャンプに戻り朝食です。下山後に食べた甘いはちみつをたっぷりの食パンとコーヒーは絶品でした!さて、次は、アファールトライアングルの中でも海抜が最も低いダナキル北部へ。















決しておしゃべりではないのですが、優しい心を持つ彼らなくしては、私たちのエチオピアでの旅は無かったと思います。

訪れたのは、まさに年の瀬、お正月。世界中が新年を祝う中、外の世界と同化することなく、独自の時間・文化軸で暮らす人々。優しく、美味しく、濃く、タフな国・エチオピア。
4月には、エチオピア歴史街道を陸路で巡るツアーもご用意しております!
◆エチオピア歴史街道ダイジェスト 11日間
ぜひ、奥深いエチオピアの歴史の旅にでかけましょう!
根本
2018.9.7発 ケニア・サファリ・プレミアム 9日間
2018年9月、ケニアの『マサイ・マラ国立保護区』へのサファリツアーへ行って来ました。
おそらくは、アフリカのサファリツアーの中で最も訪問客が多い、まさにサファリの代名詞とも言える場所です。豊富な動物相とその数、サファリと言えばまずはマサイ・マラ。世界中の人が野生動物に会いにやってくる、超が付くほどメジャーな場所です。
弊社も今年で40周年、長い間本当に数多くのお客さんの訪問を受け入れ続けてくれたのが、この『マサイ・マラ国立保護区』です。改めてこのサバンナの深いところまで行ってみたい、そんな風に考えて企画したツアーでした。
まず、簡単にマサイ・マラ国立保護区の紹介。
ケニアの南西部、タンザニアとの国境沿いに位置し、そのままタンザニア側の『セレンゲティ国立公園』へと繋がり、2つの国に跨る巨大な1つの生態系を有しています。その風景は、これこそ『サバンナ』。それほど背丈の高くない草原がどこまでも続く風景の中に、アカシアの樹が点在し、その中で多くの種類の野生動物が生きています。『サファリ』という言葉を耳にして、何となくイメージされる風景そのものと言っていいでしょう。


ほぼ中心を南北に『マラ川』が流れ、大きく東と西に分かれます。東にはBURUNGAT PLAINSと呼ばれる大平原が広がり、殆ど多くの方がこのエリアでサファリドライブを楽しみます。マラ川を挟んだ西側は、MARA TRIANGLE(マラ・トライアングル)と呼ばれ、北西部分に聳えるオロロロの丘、湿原地帯、草原全体が見渡せる丘陵地帯など、東側に比べてバラエティに富んだ地形になっています。

今回のサファリツアーでは、まずマサイ・マラの北西部『オロロロの丘』を目指し、そこから西側のトライアングル地区を南下、タンザニアとの国境沿い『サンドリバー地区』を通過し、東側から抜けて行くというルートを取りました。滞在期間は約1週間。マサイ・マラを大きくぐるっと一回りするような内容です。






今回のサファリツアーを案内してくれるドライバーは、フリーランスで活躍するアントニーさん。多くの動物写真家たちからの信頼も厚い、経験豊富な腕利きドライバーです。彼が自分自身で整備した、自前の専用サファリカーで全行程を案内してくれました。


早速、西側の『マラ・トライアングル』でサファリドライブ開始。
乾季とはいえ、数日雨も降っていたようで、まだ草丈がまだ高く生い茂り、動物が観察しづらい場面もありましたが、豊富に水を享受していた動物たちは動きも活発で元気な様子でした。















最初の宿泊地は西側に聳える『オロロロの丘』の上にある『キリマ・キャンプ』に宿泊しました。丘の上からマサイ・マラの大草原が見渡せるのが魅力です。この丘にも野生動物がいるため、敷地内でばったりシマウマに出会ったりすることも。








この『キリマ・キャンプ』は、国立保護区の外側に位置します。そのため、実はサファリドライブに限らない、自由なサファリが楽しめるのが特徴です。ウォーキングサファリや夜間のナイトサファリドライブ、何より目玉は『乗馬サファリ』です。よく訓練された元競走馬に乗って、馬上から野生動物を観察することが出来ます。









『マラ川』を渡って東側へ。そのまま南下して、いよいよマサイ・マラの最深部ともいえるエリア、タンザニアとの国境沿いの『サンドリバー・エリア』へ向かいます。









『サンドリバー・エリア』は、平原部から奥まったところにあり、1920年代からサファリの拠点として名の知られた場所です。当時はまだ『サファリ』が狩猟であった時代で、その為、灌木のブッシュが多いこのエリアがハンティングに向いていたのでしょう。立て続けに肉食動物2種類に出会ったのも偶然ではないのかもしれません。
実は、平原部に比べると動物との遭遇率はそれほど高くないため、あまり多くの観光客が訪れる場所ではありません。ですが、乾季のこのピークシーズンでもサファリカーの数が少なく、落ち着いてじっくりとサファリが楽しめるのがこのエリア。隠れ家的な魅力を持つその名も『サンドリバー・キャンプ』滞在そのものもお勧めです。









いよいよ後半戦。サンド・リバーからは、マサイ・マラ東部の平原部分へもアクセスすることが出来、状況に応じて様々な地形でのサファリが楽しめます。
また、こちらはオプショナルの参加となりますが、大草原を味わう醍醐味の一つ『気球サファリ』にも参加できます。





朝食を終えるころ、サファリドライバーに迎えに来てもらい、引き続きサファリドライブを楽しみながら、キャンプへと帰ります。専用のサファリカーでドライブする事の利点は、1回のツアーの中で、日を重ねていく毎に1つのストーリーが出来ることです。後半戦はそれまでに余り見ていなかった動物やシーンを狙っていきました。例えば野生動物の子供たち。














1週間じっくりと滞在したマサイ・マラ国立保護区。今までに何度も訪れたことがある場所なのに、全く知らなかった場所や景色がまだまだ数多くあることに気付かされました。ありがたい事に、今までの添乗業務で、いろんな国の素晴らしい国立公園の数々を訪問させていただく機会に恵まれました。ですが、今回は「サファリ」を初めて教わった原点の場所へ帰ってきたような思いです。まだまだ尽きぬ魅力に溢れた場所であることを再確認することが出来ました。
「サファリツアー」が初めての方でも、様々な国立公園でサファリ経験のある方でも、誰もが満足して頂ける場所です。これからも、是非多くの方にマサイ・マラの魅力を知って欲しいと思います。

2018.5.10発 山形豪さんと行く タンザニア・セレンゲティとンゴロンゴロ写真撮影ツアー 10日間
2018年5月、タンザニアのセレンゲティとンゴロンゴロ・クレーターへのツアーを行った。
5月は現地の雨季にあたる。サファリは一般的に乾季がベストシーズンと言われているが、私は雨季の方が好きだ。理由はいくつかある。まず雨季は動物たちのコンディションがよく、活性が高い。草と水が豊富にある時期は草食獣たちにとってもっとも過ごしやすい時期であり、子育てに勤しむ種も多い。草食獣の子供が多いということは、肉食獣にとっても獲物が多いことを意味する。実際、今回はヒョウがヌーの子供を捕らえる場面に遭遇した。二つ目に、景色が綺麗で空気の透明度も高いため写真を撮る上で非常に都合がよい。様々な花も咲いているので彩りも豊かになる。そして三つ目に雨季はローシーズンと思われているため、セレンゲティのような知名度の高い場所でも比較的人が少なく、ゆったりと過ごすことができるのだ。
一通りの動物をとにかく見たいだけであれば、草丈が短く水場に多くの種が集まる乾季の方が手っ取り早いのは間違いない。しかし、写真に主眼を置くとなると、空気が埃っぽく、ほとんどの草木が枯れているため景色に黄色か茶色が大半で、さらに動物たちがエネルギーを温存するために極力動かないようになる季節というのは決して理想的とは言えない。私にとってのセレンゲティのベストシーズンは間違いなく雨季だ。
今回は実に多くのライオン、そしてヒョウのみならずチーターの狩りも見たし、セレンゲティで見られる草食獣の大半は撮影に成功した。また、ダイナミックな雨雲や大きな夕日など、動物以外の部分でも大自然を大いに堪能することができた。

























