2016年9月2日発「ヌー大移動の季節 マサイ・マラで徹底サファリ 10日間」に参加されたK様からのレポートです。
アフリカ大陸に初めて降り立ちました。
ナイロビの空港では空港の建物を出た直後、ヌーの像とご対面。これが、群れを成して川を渡ることを想像すると胸がわくわくしてきます。
ナイロビで1泊した翌日はたくさんの動物をもとめてマサイ・マラへ出発です!
ナロックを過ぎてから、道悪になり車酔いも気にならずに、どっかのアトラクションの様に楽しみながら、マサイ・マラ国立公園に到着。
なんと、いきなりゾウとキリンのお出迎え!
動物園以外で初めて動物を見て、テンションがHiになります。
ロッジ到着後、早速サファリへGo!
この日は残念ながら、ヌーの群れは見たものの川を渡ってはくれませんでした。
明日は川渡りが見られそうな予感がします。
一夜も明けない午前3時に起きて、セレナ・ロッジをスタッフのワコさんの案内でプチ・ナイトサファリ。ハイラックスや糞ころがしを発見!さすがに日本ではないことを感じます。
そしてケニアに来て最初の夜明け。美しい景色が目の前いっぱいに広がります。
サファリに出てからは興奮の連続です。ヌー、シマウマの大群、バッファローの大きさに驚き、インパラの可愛さに感動。ヌーのクロスポイントに到着して、シマウマが水を飲み来るけど渡らない。川の周りをのろのろ移動していたら、ドライバーがいきなりアクセルON!
川に到着したら、トピの川渡りをいきなり見てしまいました。トピの川渡りは一瞬のうちに終了。
次は眼の前まで近づいても逃げない、おとなしいキリンをバックに記念撮影。
さらに、カバを観察していたら、とうとうその時がやって来ました。
そうです、ヌーが川を渡り始めました。
乾季と言っても、水量あふれるマラ川をヌーが頭だけを水面に出して一生懸命にマラ川を渡っていました。
カバは近くで平和に見ていました。
その後もヌーの大群、シマウマ、キリンやカバがどこまでも続きます。
あの日、お弁当のチキン?が美味しかった!
さらに、この日2度目のヌー川渡りを見ることができました。
テンションはMAXです!
いきなり、2度のヌーの川渡りを見て興奮を冷ますように雨が降り出します。
現われたのは、ハイエナの親子。子供が巣穴から不安そうに顔を出していましたが、親はのん気に昼寝をしていました。
それにしても道路のすぐ横にハイエナの巣穴が見られるとは想像もしていませんでした。
翌日は朝一から衝撃の映像が僕の目に入ってきました。
それは、ライオンの朝ごはんです。
それも、道路のすぐ横、サファリカーの僕らの目線を気にしないで余裕に
朝ごはんです、僕だとちょっと人目を感じると・・・。
ヌーのクロスポイントへやって来ると今朝はカバが川から上がりだして
陸に上がっている途中を見ることができました。
ドライバーが双眼鏡も使わずに、ディクディクを発見。ドライバーの目の良さに感心してしまいます。
トピの親子にキリンの親子、キリンが首を下げて葉っぱを食べるところも初めて見て、動物園では僕が見てこなかった動物達の行動を見ることができました。
ウォーターバックの凛々しい姿を見て、今度はハゲワシの朝ごはんです。
ドライバーがサイを発見!
ヌーの川渡りの次に見たい動物が見ることができました。
だんだん近づいて肉眼でもはっきり見ることができるようになり、サイの親子だとわかりました。親は当然デカイですが、子供は大きくてもやっぱり子供ですね。
どことなく顔立ちがあどけなくかんじました。
後から、聞いたのですがドライバーがレンジャーを無線で呼んでレンジャーと一緒に普段は入れない場所に入ってくれたそうです。
イノシシの親子が道路を横切りましたが、イノシシの子供が親を頑張って追いかけているところが、とても微笑ましく思えます。
ライオンが現れて周りをキョウロキョロし、キリンが2頭、カバの子供が親カバの上で昼寝をして、トピの親子が歩いていました。
今日のサファリは盛りだくさん。明日もどんなものを見ることができるか楽しみです。
今日も、見慣れてきたライオンのメスを2頭発見、なかなかオスを見ることができませんね。
ジャッカルが2頭でてきました。何をしようとしているのか分かりません。後ろにヌーがいますが襲うわけはないですよね。
次は遠くで雨が降っているなぁ~と思っていたら、ドライバーが虹を見つけてくれました。
大きな大きな虹でヌーの後ろにきれいな景色が広がっていました。
そしてまたヌーが川渡りを始めました。今回の川渡りは急激な崖を下り、川を渡り、また崖を上るというヌーには過酷な状況ですが、僕にはこの場面は生涯忘れることのできない、一番の衝撃的なものになるはずでした。
が、さらに、衝撃的なことが目の前で起こってしまいました。
ドライバーがいきなり”ヒョウ”と叫んだのです。
”ヒョウ”がサファリカーの前をヌーに狙いを定めながら歩いていたのです。
そして、自然の摂理を見てしまいました。
せっかく、川を渡り、崖を上ったヌーにヒョウが飛びついたのです。
僕の人生では最初で最後であろう”ハンティング”の瞬間を見てしましまいした。
ヌーの喉元に食らいつくヒョウ、必死にヒョウを振り払おうとするヌー。
ヌーの抵抗も虚しく、ヌーは力尽きてしまいました。
もう、僕の心は興奮を通りすぎて、体は震えていました。
その日はタンザニアの国境まで行き、綺麗な夕陽を眺めながら終わることになりました。
3連泊したセレナ・ロッジとお別れし、マラ川の反対側になるアシュニル・マラ・キャンプへ。
セレナ・ロッジではロッジの敷地内でシマウマが朝ごはんを食べていました。
シマウマ?ということは?ライオンも敷地に入れるのかな?と意味なく考えている間に出発!
またまたまた、ヌーの川渡りを目撃。もう4回目くらいかな?
ヌーの川渡りが見られることは保証がありませんとパンフレットに書いてあったことが信じられません。わりと見慣れた景色となってきました。
場所を移動して、別のクロスポイントに到着、今日再びヌーが川渡りを始めました。
今度の川渡りは初め一列、二列、一列時には三列になりヌーが川を渡っていました。
中には、川を上がれなかったり、崖を上れなかったりハラハラしましたがなんとか、川を渡り終えたように見えました。
2軒目のロッジに向かう途中、親子のゾウに遭遇しました。
耳をパタパタさせながら、近づいてきます。
少しドキドキしましたがゾウは過ぎ去り、エランドの群れにも遭遇してロッジに到着。
昼食後、元気を取り戻して午後のサファリへ出発!いきなり、ジャッカルがガチの喧嘩をしていました。
サルの親子、そしてライオンの群れでは子供が親にじゃれているところが可愛かった。
ヒョウが悠々をサファリカーの周りを歩き回り自分がこの世で一番強いような雰囲気を醸し出していました。
かなり太めで、お腹が大きいライオン。もう、何も食べれそうにもないように見えました。ライオンのおかあさんがお腹いっぱいで昼寝していると、子供のライオンがあっちに行ったりこっちに行ったり、おかあさんにかまってもらえないのか、つまらなさそうにしていました。
今日も、中身のぎっしり詰まったサファリは終了です。
今朝は、バルーンサファリの為、早起きして出発。
ロッジをでると、いきなり念願のオスのライオンを目にすることができました。
朝はみんな、おなかを空かしているようです。
バルーンに乗って、マサイ・マラの朝陽を見て、オスのライオンを発見!
サファリカーとは、違う角度でキリン、シマウマやトピを眺めて無事に着陸。
サファリカーで10分くらい走って、シャンパンで乾杯と朝食。野外で食べるご飯は特別に美味しく感じます。小学生のころの遠足を思い出しました。
この日の午後は、贅沢にもロッジでカバを眺めながら、ビターレモンを飲んで昼寝の時間にしました。
そしていよいよサファリの最終日。朝から、動物たちの食事ラッシュです。ハイエナ、ライオン、ハゲワシが朝ごはんに夢中でした。
ハイエナとライオンは口の周りを真っ赤にして肉を食べていました。
特にライオンは肉を持ち上げ、皮をはぎ、ゴリゴリ音をたてながら食べていて迫力満点でした。
午後からのサファリは親子ラッシュ。ゾウ、シマウマにイボイノシシ。みんなおかあさんに甘えて、ミルクを飲んでいました。
フィナーレにゾウの親子。そしてゾウの背後に広がる夕陽は本当に美しいものでした。
今回の旅を締めくくりにふさわしい景色が僕の目の前にいっぱいに広がり、地球の大きさ、壮大さ、自然の厳しさややさしさを体験することができ、すばらしいものとなりました。
◆特別企画 ヌー大移動の季節 マサイ・マラで徹底サファリ 10日間