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アフリカ・サファリ旅行で利用するロッジ(宿泊施設)

弊社にお問い合わせいただく際、「アフリカではどんな宿泊施設を利用するのですか?」とお尋ねになる方が多くいらっしゃいます。
国や地域が変われば、宿泊施設の様子も随分変わりますが、観光の目玉が動物の観察を主眼に置いた、いわゆる“サファリ”の国々(ケニア、タンザニア、ボツワナ、南アなど)では、ロッジと呼ばれる施設になります。
ホテルのようなものもあれば、コテージ風のものもある中で、「これぞサファリ!」という、この場所ならではの宿泊施設が「テント式ロッジ」と呼ばれるもの。キャンバス地の大型テントの中に、ベッドやテーブルセットなどが置かれ、殆どの場合テントの奥に石組みや木組みがされていて、中はシャワールームとトイレ、という自然に近い宿泊施設です。ビジュアル抜きでは説明しにくいので、写真をご参照下さい(写真は最高級のテント式ロッジの一つです)。
通常のコテージタイプのロッジより、こちらのテント式ロッジの方が一般的に宿泊代金は高くなります。「テントなのに高いの?」とお感じになるのは当然なのですが、自然の中に身を置くために訪れている場所ですから、「滞在は快適でも、自然にあくまでも近い状態で」という方針の宿泊施設のお値段が張るのは、当然といえば当然なのかもしれません。
もちろん、安全面はキッチリ確保されていますが、外界と隔てているのは薄いキャンバス地一枚。毎夜、外の闇からは野生動物の鳴き声が聞こえ、やはりワイルドです。

道祖神