やっぱりマラソンが人気?エチオピアのスポーツ事情

やっぱりマラソンが人気?エチオピアのスポーツ事情

秋と言えば、スポーツの秋!!!

エチオピアにいた頃、近くの競技場に大会を見に行ったり、
走りに行ったりとよく足を運んでいました。
エチオピアと言えばマラソンで有名。
やはり長距離が人気です。
エチオピア人は諦めがはやかったり、炎天下で活動することを嫌うことが多く、長距離を走るのには向かないのでは?と思っていました。
知り合いのエチオピア人に「なんでみんな走ることが好きなの?」と
聞いたことがあります。
そりゃ「ハブタムになるため!」と!!
※ハブタムはエチオピア公用語のアムハラ語でお金持ちという意味。
なるほど!!
かの有名な元マラソン世界記録保持者ハイレ・ゲブレセラシエは、地元にホテルを建てるほどお金持ち。エチオピア国民の憧れの存在でもあります。みんなハイレや世界で活躍しているマラソン選手のように、世界一になることを夢見て走ります。
ある試合を見ていると…
スタート時にいたはずの数えきれないほどの選手。
しかし、だんだん距離が増すにつれ1人、2人いやいやぞろぞろ…とリタイヤ。最後には数えるほどの人数しかいなくなってしまいました。
日本では、遅くても最後までがんばることの意味を教えられた私ですが、
これをみて、かなり衝撃だったことを覚えています。
諦めが早い、それとも決断が早いと言うべきなのか…!?
写真は、周回を知らせる審判と選手。
地方では、全部手動で審判や計測を行います。
中には裸足で走る選手も。
BY 東京本社 伊藤
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