これまた古い本を! という声が聞こえて来そうですが・・・汗。
実はこの本、今から31年前(1986年2月)に教育社が(先日話題になった科学雑誌のニュートンを出版しているところです)出したムック本です。このシリーズは色々な分野をフルカラーかつ解りやすい説明で人気でした。高校生当時の私は、バイト代はこのようなものばかりに注ぎ込んでいました。(携帯・スマホにネットも無い時代、健全ですよね)
この本にはアフリカ大地溝帯・リフトバレーの特集があります。大地溝帯の生成、断層の逆転(古い岩石が上層で新しい岩石が下層)、ナトロン湖やマガジ湖はなぜ濃いアルカリ性なのか・・・などなど。
当時は「凄いところだなぁ、行ってみたいなぁ」と漠然としていましたが、まさか何度も行くことになるとはこの時は思ってもいませんでした。
ナイロビから北上し、マサイマラやナクル湖に向かう際に、大地溝帯が眺望できるところでトイレ休憩が入ると思います。地球ではほぼ海にある地溝帯(海嶺)が地上で見られるところは二箇所しかないので(もう一つはアイスランド)是非その大きさと雄大さを体験してください。その時に「リフトバレー」を思い出して頂けると嬉しいです!
※こちらの本ですが、Amazonや図書館情報で数件ヒットするくらいなので、見つけられたらラッキーかも知れません!
by 久世