私にとって、アフリカらしい人、風景、モノ by 大阪営業所 生野

アフリカを旅していて、都市でも田舎でも、とにかく目がいってしまうのが子供たち。外国人を見て泣き出してしまう赤ん坊、くったくのない笑顔で鼻をたらしながら駆けてくる少年、カメラを向けると大人顔負けの色目をよこす女の子、二コリともせ
ずに「マネー」と手を出す生意気な子、外国人なぞ一瞥もくれずに黙々と仕事を続ける少年、ピュアネスの固まりのような顔をしてこちらを騙しにかかる子、誰もかれもがキャラが立っていて、日本の大人でも勝てないようなパワー、したたかさ、アイディア、日々を生きる力に満ちていて、彼らの表情、仕草、人間としての剥き出しの反応には、ずっと接していても飽きる事がありません。
子供の頃から個性の際立つ連中が大人になって、また子供を産んで…、そりゃあアフリカの人々の持つ熱量にはやられっぱなしなワケだと思う今日この頃です。