実は馬よりロバに近い 「シマウマ」

サファリに出かけるとよく見るシマウマ。

日本語ではシマ「ウマ」となっていますが、実はロバに近い動物です。1頭ずつしま模様が違うシマウマ。なぜサバンナで一際目立つ白黒のしま柄になってしまったのか、疑問に思った人は多いのではないでしょうか。
人間の目にはサバンナでは目立って見えますが、シマウマの天敵となるライオンなどの視界はモノクロの世界であり、白黒の柄はサバンナに同化して見えるそうです。
また、群れでいることでいることによりシマシマ模様が錯覚を起こし、輪郭がわかりにくくなるため、天敵に標的を絞らせないためと言われています。
いろいろな理由が考えられていますが、カモフラージュの他にも虫(主にハエ)を寄せ付けないためや、体温を下げるためといった理由が考えられているそうです。
どうしてシマウマはしま柄なのか。単純な疑問ですが、なかなか正確な答えは難しいようです。
by 菊地 佑介