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2月上旬のタンザニア

2月上旬のタンザニア、ンゴロンゴロとセレンゲティ。行かせていただきました。
しかし、思ったより暑い、いや想定外の暑さで朝の気温は15℃昼は35℃と、それは寒い日本からの旅行先としては結構な温度差でした。 乾ききった風景はほこりっぽく、出産時期を迎えたヌーは、水と草を求めて広い草原を右往左往しているらしく、なかなか遭遇できませんでした。パフパフの土ぼこり舞う草原で会えたときの嬉しさは仕事を忘れてしまったのです。
それはそうと、ンゴロンゴロクレーターは狭く動物たちに近いこともあり、意外と観察し易いのです。ヌーの出産や、保育園状態の生まれたての子ヌーなどです。セレンゲティのように大群はいませんが、今回はンゴロンゴロで思わぬシーンに出会いました。

ハイエナが走ってきます。 彼らしくなくその顔は真剣味に満ちています。どんどん迫ってきます。お腹すいているときは真剣度が増します。

保育園状態にあったヌーのグループに突進して行くのです。泥だらけのお尻を転がすように走ります。ハンティングです。ところでハイエナの代弁:僕は腐肉食いだの草原の掃除屋だの言われていますが、それは心外です。僕は自分でハンティングをすることが多いのです。しかし格好の良い他の大型ネコばかりが目立ってしまっています。本当はライオンさんのほうが力まかせに人のものを奪ってしまうことがあります。お尻の泥は健康のため泥水に浸かっていたのでたまたま付いているだけです。

もうちょっとで食料が!でも子ヌーは生まれて5分で立ち上がり、15分で親と同じ速度で走ることが出来るそうで、手強いです。

ヌーは左に右に走ります。こうなったらがんばれヌーだ!

走ります。親らしい(または大人の)ヌーが心配そうに見てくれています。心配だったら間に入ってくれればいいのに、なんてことを考える暇もなく走ります。

ハイエナはまだ追います。でもそろそろ息が上がってきたぞ。お尻の泥が重いか。

逃げ切りました。親っぽいのも今更ながら一緒に逃げます。遠くでイボイノシシとトムソンガゼルが眺めています。

ヌーの出産直後です。まだへその緒が付いていますね。仲間が心配そうに見ていてくれます。周りにはハゲタカがチャンスをうかがっていましたっけ。僕はこの子を見落とした。生まれたばかりは匂いがしないのでその存在に気がつかないことが多いのです。

築地

道祖神