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西アフリカ・マリの結婚式

ジューンブライドということで、西アフリカ・マリを旅行中にであった結婚式の様子をご紹介。

マリで多い結婚式のかたちは、地元の市役所で、市長さんの前で誓いをたてるというものです。
市長さんの向かいに新郎新婦、そしてその両側にデンバ、デンファと呼ばれる親戚のおじさん、おばさんが座り、その周りには親戚や友人、または単なる見学者などが囲む中、10数分程度の式。
ちなみにマリの場合、結婚の誓約書には、イスラム式である「一夫多妻制」か「一夫一婦制」かを選んでサインする欄があります。

式を行う最中にも、両家にお付きのグリオ(口承伝承人)と呼ばれる人が両家の先祖を称え、繁栄を祈る歌を延々と続けます。
両家の女性たちは、グリオの褒め称えに気をよくして、用意してきた新札をばんばん振る舞い、その様子を横目でちょっとうらやまし気に見る男性たち。
そして式が滞りなく終わると、人々は一斉に会場を後にしてパーティー会場へ向かうのです。

日曜日の市役所は、10数分ごとに結婚式が行われ、そのたびごとに人々が入れ替わるのでたいへんな騒ぎ。市長さんも大忙しです。
結婚式のために親戚や友人は同じ柄の布を思い思いのデザインに仕立てた’ユニフォーム’を作り、親族の女性たちは腕や足にヘンナを施し、全身を着飾ります。

結婚式の費用はたいてい新郎側が負担し、親戚や友人だけでなく近所の人みんなにもふるまうので大変な出費ですが、一大イベントなので手を抜くわけにはいきません。

新郎新婦の友人など若い人たちにとってはパートナーを見つけるチャンスにもなるので気合が入るのも当然です!
by KQ
道祖神