日本から香港、ヨハネスブルグ、マウンと飛行機を乗り継いで、たどり着いたボツワナオカバンゴは、やはり期待以上の楽園でした。豊かな水量と、水色の絵の具を水に溶かしたようなどこまでも青い空。その向こうにギラつくこともなく、満々とオレンジ色を湛える大きな太陽。絵画の中にも見たことがない位美しい景色の中でのキャンプは、象さんが日常通っている道のすぐ横の空地(キャンプサイト)にテントを張ります。シャワー用テント、トイレ用テントも設営して、道中で拾い集めた薪の炎がキッチン用ガスです。キャンプ界では、これをブッシュキャンプと言います。
移動がない日も、移動の日も、毎日3時半頃からサファリカーでゲームドライブに出発します。
ゲームドライブでは、ケニアやタンザニアと同じように、象もヒョウもライオンもインパラもキリンも見ることが出来ました。但し、ボツワナでは有名な「泳ぐ象さん」とは簡単に遭遇できない様です。今年のツアーでは、「泳ぐ象さん」に出会えるでしょうか?
その2につづく
木下