2010.12.25発 北カメルーンの民俗とチャド湖訪問 11日間

カメルーンといえば、真っ先に浮かんでくるのがサッカーですが、アフリカ大陸のちょうど真ん中に位置するカメルーンはアフリカの縮図とも呼ばれ、様々な民俗・文化がミックスされた興味深いエリアです。遊牧の民、農耕の民、イスラム教、キリスト教、アニミズムなど様々な要素の交差点へと向かいました。
チャドのンジャメナに到着後、車に乗り換え、たくさんの軍事施設が立ち並ぶ中、北上。今夜の宿ドゥギアへ。チャド湖へと流れ込むシャリ川沿いにあるカンプメントは、設備はシンプルながら、夕陽や朝日の瞬間は素晴らしい景色が広がります。
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翌日、チャド湖へ。シャリ川を下り、途中、船のエンジンが故障するというアフリカならでは?のトラブルにより、船を乗り換えチャドへ。かつてはアフリカ最大の湖だったチャド湖ですが、温暖化などの影響で年々水位が下がり、現在はかつての1/3ほどの大きさになってしまったというチャド湖。しかし、ここ最近は各国の援助により水位は少しずつ回復し、今年は水位が高いとのことです。漁師の人たちに手を振りながら、チャド湖クルーズを楽しみました。
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国境を越えカメルーンへ。ワザ国立公園ではサファリを楽しみます。西アフリカでサファリを楽しめる数少ない公園ですが、東部・南部アフリカのようには行きません。公園内を走りまわり、どうにかトゥピやダチョウ、キリンを見ることができました。
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その後、三角屋根の家々がきれいなコザ峠へ。
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モコロで水曜市を散策したあと、この度のハイライトでもあるルムスィキへ。フランスの文豪アンドレ・ジイドが世界一の奇観と評した岩山が拝めるはずでしたが、しかし、例年より早いハルマッタンの影響で真っ白。残念です!
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村の散策後は、名物のカニ占いに挑戦です。結婚について、家族のことについて、日本の今後の経済について…などなど、占ってもらいました。私も結婚について占ってもらったところ、アフリカの女性と結婚する、とのこと。当たるかどうか?楽しみです。
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その後、トゥルゥでヒデの市を訪問。名物?ひょうたん帽子の奥さんたち。
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マルアを経由し、ウジラ村へ。98歳で50人以上の奥さんを持つという王様に謁見、そして奥さんたちのキルディダンスを披露していただきました。
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たまねぎ畑などを見ながら、ワザ国立公園へ。
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新年はここで迎えました。相変わらずのハルマッタンで、ぼんやりとした日の出でしたが、カメルーンで迎える新年は清々しいものでした。
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北カメルーンの民俗とチャド湖訪問11日間、ご興味ありましたら、ぜひお問い合わせください。2011年は6,7月にも出発日を予定しております。
佐藤