2018.8.31発 【特別企画】ヌー大移動の季節 マサイ・マラで徹底サファリ 10日間

2018.8.31発 【特別企画】ヌー大移動の季節 マサイ・マラで徹底サファリ 10日間

【特別企画】ヌー大移動の季節 マサイ・マラで徹底サファリ10日間に同行させていただきました。とにかく最大の目的は7~9月にタンザニアのセレンゲティからマサイ・マラへ移動するヌーの大群、そしてその大群がマサイ・マラ西部を流れるマラ川を渡る、「ヌーの川渡り」を見ること。

200~500頭くらいに固まったヌーの群れはよく見かけました
200~500頭くらいに固まったヌーの群れはよく見かけました

河岸に向かって移動するヌー。勢いはあるのですが、渡ってくれません
河岸に向かって移動するヌー。勢いはあるのですが、渡ってくれません

雲のお陰で夕方には不思議な色の光景が見られました
雲のお陰で夕方には不思議な色の光景が見られました

何度も川岸に下りてくれるのですが・・・渡ってくれません
何度も川岸に下りてくれるのですが・・・渡ってくれません

かろうじて見られたシマウマの川渡り
かろうじて見られたシマウマの川渡り

最初にご報告しておきますと、季節外れの雨のおかげでヌーの移動が遅れており、結局ヌーの川渡りは見られませんでした。群れはマラ川の岸に集まってはいるのですが、まだヌーが好む草が対岸に多いため、命を懸けて川を渡る必要がなく、今年のヌーの川渡り本番はまだまだこれから、もしくは残りの群れは渡って来ないのでは?という状況でした。8月23日までは頻繁に渡りが見られたようですが8月24日にかなりの量の雨が降ったため、ヌーの足を止めてしまった、という状況だったようです。タイミングによっては1時間を超える長時間、ひっきりなしにヌーが川を渡り続けているのを飽きるほど見られる時もあれば、量はともかくたった1日降った雨によって数万頭が足を止めてしまい、見られないということもあります。難しいもんですね。ある意味、自然現象を予測することの難しさ(不可能と言っても良いのかも?)を実感できました。
母親と姉に守られて戯れる子ゾウ
母親と姉に守られて戯れる子ゾウ

水も新鮮な草も豊富で生き生きした様子のバッファローたち
水も新鮮な草も豊富で生き生きした様子のバッファローたち

神経質そうに周りを見回しながら歩くクロサイ
神経質そうに周りを見回しながら歩くクロサイ

夕方の薄暗がりの中見つけたオスのヒョウ
夕方の薄暗がりの中見つけたオスのヒョウ

上空を飛ぶ軽飛行機が気になる様子の若いオスライオン
上空を飛ぶ軽飛行機が気になる様子の若いオスライオン

渡りこそみられませんでしたが、ケニアを代表するマサイ・マラの2か所の異なるロケーションのロッジにそれぞれ3連泊したことにより、非常に充実したサファリができました。もちろん、クロサイ、ライオン、バッファロー、ヒョウ、ゾウのBIG5もコンプリート。チーターもかなりの数を見ることができました。マラ川を渡るゾウの群れ、というちょっと変わったシーンも見かけました。ケニアの北のサンブル国立保護区やボツワナのチョベ国立公園ではゾウの群れが川を渡る光景をよく見かけるのですが、マラ川を渡るのを見たのは私も2回目でした。
水を飲みながらマラ川に入っていくゾウの群れ
水を飲みながらマラ川に入っていくゾウの群れ

小さな子ゾウを囲んで渡っていきます
小さな子ゾウを囲んで渡っていきます

移動中の4頭の兄弟。チーターとの出会いには恵まれました。
移動中の4頭の兄弟。チーターとの出会いには恵まれました。

口の周りを血塗れにしていても優雅な印象のチーター
口の周りを血塗れにしていても優雅な印象のチーター

子供のインパラを捕らえたチーター
子供のインパラを捕らえたチーター

メスをめぐって大バトル中のキリンのオス
メスをめぐって大バトル中のキリンのオス

気持ちよさそうにひなたで毛づくろい中
気持ちよさそうにひなたで毛づくろい中

サファリカーを気にする様子もなく闊歩する、貫禄あるオスライオン
サファリカーを気にする様子もなく闊歩する、貫禄あるオスライオン

珍しく、保護区のあちこちで見られたエランド
珍しく、保護区のあちこちで見られたエランド

自然が相手ですので、こんな残念な結果になることもあるのですが、ご参加いただいた皆様にはサファリの他の面でご満足いただけたようで一安心といったところです。毎年ますます難しくなっていく渡りの時期の予測について考えると、来年はどうしようかと困ってしまうような状況です。が、来年ももちろん企画しますので、初めて見るという方も、見られなかったのでリベンジをという方も、あわせてご参加をお待ちしております!
樹冠でくつろぐゴマバラワシ
樹冠でくつろぐゴマバラワシ

乾季なのに雨が残っていることで、雲と青空には恵まれました。
乾季なのに雨が残っていることで、雲と青空には恵まれました。

美しい夕日も、草食獣にとっては過酷な時間の始まりを意味します
美しい夕日も、草食獣にとっては過酷な時間の始まりを意味します

羽鳥