先日催行された石垣島のバードウォッチングツアーに同行させていただきました。
石垣島は沖縄本島から南西に約400km、八重山諸島の中核となる島で、サンゴ礁(琉球石灰岩)に覆われた地層を形成しています。
日本でも有数の綺麗な海に囲まれているため、多くの方がマリンレジャーやリゾートのために訪れます。
そんな石垣島ですが、実は多くの渡り鳥や固有種、珍しい野鳥が観察出来るためバードウォッチャーにとってもホットスポットになっています。
今回はそんな石垣島の島内を巡りながら様々な野鳥を探してきました。
石垣島といえば、やはりカンムリワシ。
日本では石垣島と西表島に生息していて、特別天然記念物に指定されています。今回は幼鳥を含めた複数の個体をじっくり観察する事が出来ました。
その他にも固有種や本州ではなかなかお目にかかれない種も含めて、たくさんの野鳥(76種類)に出会うことが出来ました。
ナイトウォークツアーでは、コノハズクや鳥以外の生き物にも出会うことが出来ました。
今回本格的なバードウォッチングに同行させていただいたのは初めてでしたが、ガイドさんの運転する車で島内のスポットを巡りながら鳥を探すのは、全くもってアフリカのサファリの雰囲気そのものでした。
毎日島内で鳥を観察しているガイドさんが日々蓄積とアップデートされている情報を基に、豊富な知識と経験に裏打ちされた鳥へのアプローチが行なわれます。
個々の鳥の性質また状況に合わせた適切な距離感、また写真を撮るための位置取りやアドバイスも抜群です。
アフリカでもサファリの質はガイドのレベルに大きく依存しますが、今回は非常に満足度の高い体験になりました。
4月に入ると次は、これだけを目的に石垣島に来る方も多いアカショウビン、そして秋以降には、また世界各地から渡り鳥が飛来します。
残念ながらまだまだアフリカでサファリをすることが難しい状況が続いていますが、日本の南の島でウチナーサファリはいかがでしょうか!?
また次回の企画を乞うご期待ください。