2024年4月26日出発「ボツワナ・キャンプ チョベ国立公園徹底 11日間」にご参加されたS様より、レポートが届きました!
2回目のアフリカ旅行であり初ボツワナ。とても楽しかった11日間でした。
なんとかなるでしょ
ボツワナに到着!と思った早々、ツアー参加者の1人T氏の荷物が出てこない・・・!?慌てる他参加者をよそに当の本人「カメラと貴重品はありますし、まぁなんとかなるでしょ」と。この落ち着き、これが旅の熟練者・・・。荷物は最終日まで受け取れませんでしたが、大きな問題なく(?)過ごされていました。最終日「ほら、なんとかなったでしょ」とT氏。か、かっこいい。リスペクトと共に、機内持ち込みにも服を入れようと固く決意しました。
ゾウの楽園
チョベ国立公園へ到着。日焼け止め、帽子、サングラス、フェイスカバーを装着。その姿はさながら月光仮面のよう。いざ、サファリに出発です。たくさんの動物を見ましたがなかでもアフリカゾウをたくさん見ることができました。砂浴びするゾウ、水辺に集まるゾウ、集団で歩くゾウ、2. 3ヶ月頃と思われる子ゾウも見ることができました。間近で見るゾウは本当に大きく、少し怖いと感じるほどでした。
工藤静〇・・・?
らせん状の角が美しいレッサークドゥに遭遇したときのことです。隣でT氏がポツリと「工藤静〇・・・」と呟きました。私「・・・?」T氏「グレータークドゥだから工藤静〇。覚えやすいでしょ」。あーなるほど!ハハハ・・・寒いわ!厳重注意しておきました。日が経つにつれ、ツアーの皆様と仲良くなりサファリ中も楽しく過ごしておりました。
ワイルドパレード
サファリ中のことです。長い行列を発見。エレクトリカルパレード・・・? よくよく見ると6匹のキリンを先頭にたくさんのシマウマが続いていました。キリンはその長い首で遠くまで見渡すことができ、天敵が近づいてもすぐに気づけるため、シマウマは一緒に行動しているようです。頼もしい6匹のキリンとシマウマ達がゆっくりと私たちの前を通過していきました。
ゴーストに会いたい
今回会いたい動物No1のリカオン。ゴーストのような存在で会えるかはわからないと聞いていました。ツアーも半ば、諦めかけていたときリカオンがいたとの連絡が!現場に駆けつけると食事中のリカオンの群れを発見!夢中でシャッターを切りました。大きな丸い耳、細い足、白い尻尾の先、マダラ模様、ずっと会いたかった存在が目の前にいることに感動しました。
登山
チョベ国立公園にはサン人が残した岩絵がありそちらの見学に岩山へ。・・これ登るの・・・?予想以上に急な岩山で、足の置き場がわからず四苦八苦。そんな私たちの前をカモシカのように颯爽と登る羽鳥さん。(く、くやしい) そんなこんなで到着。壁にはサン人が描いた動物の絵があり、古い絵の上に新しい絵を重ねて描いていました。上から見るチョベ国立公園は、ずっと遠くまで緑が続き、広大であることがよくわかりました。登りはいけても下りにビビる私。滑るように下り、結果、お尻を痛めました。体幹鍛えよう。
ハイエナとヤマアラシと、時々、ラーテル
今回テント泊だったのですが、深夜に訪問者がいたようです。夜行性のヤマアラシ、ラーテル、そしてハイエナがテント近くまで来ていたとのこと。その姿を見たくて起きていようと思いつつ、気づけば朝だった毎日でした(+寝ぐせ)。 ちなみに星は毎夜きれいで、空を見上げないことはありませんでした。聞いたことのない咆哮、何かの気配、砂まじりの風 ワクワクと少し緊張しながら寝た数日間を私は忘れないと思います。
他にもヒョウを見たり、ダチョウのダンスを見たり、兄弟ライオンに会ったこと、ティモシーさんの美味しい食事を食べたことや、ノガツァ地区に行ったこと、語り尽くせないほどの思い出ができました。
羽鳥さん、ショーゾーさんをはじめとした現地のみなさん、本当にお世話になりました。ツアー参加者の皆様、今回のツアーで皆さんに会えて本当によかったです。たくさん興味深いお話もでき毎日が楽しかったです。いつかまた行きたいと思います。