アフリカ最西端の国カーボ・ヴェルデという国へ行ってきました。カーボ・ヴェルデって、国名?どこにあるの?なんて、言われることが多いのですが、独特の文化や景観を持つ大小18の島々からなる国です。ヨーロッパ諸国の奴隷貿易の拠点として栄えた島国ですが、明るく優しい島の人々、そして、火山島の島々では壮大な景観が私たちを迎えてくれました。今回訪問した島は4つ。首都プライヤのある、サンティアゴ島、サントアンタン島への中継地サン・ヴィンセンテ島、ツアーメインとなるサントアンタン島とフォゴ島ではハイキングとトレッキングを楽しみました。
まずは…経由地のポルトガル・リスボンにて時間があるので、観光を楽しみました!
リスボン観光後、いよいよカーボ・ヴェルデへ。到着は日付を越えた真夜中。
サントアンタン島の後は、再びフェリーでサン・ヴィンセンテ島へ戻り、フライトで首都プライアのあるサンチアゴ島に向かいます。
では、いよいよメインのフォゴ島へ…
何度も噴火を繰り返しているフォゴ島内には固まった溶岩がいくつもあり、窓から見えてくる歴代の溶岩を眺めながら進みます。
プライア観光後、いよいよ帰国に向けて出発です。
日本からカーボ・ヴェルデへの道のりは、遠く、カーボ・ヴェルデへ到着してからも各島への移動…と、長時間の移動は避けられませんが、各島々で違ったユニークな景観や文化、人々が暮らすカーボ・ヴェルデ。私個人的には、活火山のフォゴ島が印象に残っています。ぶどうやコーヒーなどの栽培も盛んで、大自然の恩恵を得られるすばらしいところでもありますが、歴史的に何度も噴火を繰り返すこの地域では、溶岩によって民家は覆われ避難を余儀なくされることもあります。自然に逆らうことなく、暮らす人々に、便利になりすぎた日本の生活を見直すきっかけにもなりました。観光だけじゃない、大自然そのものを楽しめるカーボ・ヴェルデ、お勧めです。
伊藤