エチオピア南部、オモ川流域に暮らす人々に会いにいってきました!車で約2日かけて、エチオピア南部へ。下唇にお皿を入れているインパクトのあるムルシの人たち、身体にペインティングを施している人たち、カラフルなビーズの服や着こなしをしている人たち・・・。様々な民族の村やマーケットに立ち寄りました。
いよいよ、エチオピア到着2日目から様々な民族と出会う旅のはじまりです!まずは、オロモ人の民家を訪問しました。(すみません。写真がありません!)茅葺きの屋根と土壁で作られているお宅へお邪魔し、どんな暮らしをしているのかお話を伺い見学させてもらいました。どこへ行っても、気付いたら子どもたちがわんさか!子どもの数が多いことに驚きます!
次に訪問したドルゼの人々の民家。標高約4,000mと高い山の中に住む彼らの伝統的なお宅は竹とエンセーテ(別名ニセバナナ)で作られています。お宅の周りにもエンセーテがすくすくと育っています。高さ約12メートルにもなる家は、通気性も良く、長持ちします。このお宅は建ててから80年位だそう。唯一の欠点はシロアリに食べられてしまうこと…。徐々に家の高さが縮んでしまうそうです!(驚き)
エチオピアの国民食と言えば、【インジェラ】が有名ですが、エチオピア南部ではエンセーテ(別名ニセバナナ)の根や茎からとれるデンプンから作られる【コチョ】が主食のところが多く、標高の高いところで育つインジェラはあまり食べられていません。ドルゼのお宅で、コチョの作り方を見せてもらいました!
今回は発酵させたものを試食させてもらいました!
ディメカのマーケットを後に、今回3連泊するトゥルミへ南下します。
エチオピア南部は他のエリアに比べ、インフラ設備が整っていないこともしばしば。心配な宿事情。
こんなところに宿泊しました!
今回3連泊したトゥルミのホテルは敷地がとても広いので、お部屋からレストランまでが遠いのが、少し?不便でしたが、歩いている途中には、珍しい鳥やディクディクと出会うことも。綺麗な朝日や夜空を見ながら歩いていると、エチオピアに来たんだなぁっと、感じられるひと時です。日本にいると不便と感じることが、こちらでは不思議と、贅沢に感じられます。
伊藤
後編に続く…