2019年4月27日発の手配旅行でケニアに行かれた、福川様ご夫妻からのレポートです。
ゴールデンウイークを利用して久しぶりにケニアの旅に出かけた。主な目的はサンブル保護区の固有の動物である。途中、シロサイやフラミンゴとの再会を願い、ナクル湖を再訪。
ナイバシャ湖では早くもサンショクウミワシを始めオオヤマセミが現れた。
最近ナクル湖ではフラミンゴが少なく、この季節は雨期のため数が少ないとのこと。なかなか湖畔に近づけずアップで見ることが出来なかった。その代わり、シロサイはバッチリ。黒白コロブスも何とか見ることが出来た。
ナイバシャ、ナクルで各一泊していよいよサンブル入り。公園の入り口を入るや否や、グレービーシマウマ、オリックス、ゲレヌクがお出迎え。サンブルではロッジは貸し切り状態。ロッジの窓からゾウやアミメキリンの姿が・・・。次の日からいよいよサンブルのサファリ、一日目は近間のバファロースプリング保護区。昨日に続きゲレヌク、オリックスがお出まし。この種はここでは普通種。意外に少ないのがグレービーシマウマ、ソマリダチョウ。バファローという割にはバファローは少なかった。
二日目はサンブル保護区に入り、猛獣を探す。雨期ということもあり、なかなか発見できなかったが、チーターの家族を見つけたが藪に姿を隠した。その後、エレファントゾーンに入り、ゾウの水浴び、砂浴び、渡河と余さず観察することが出来た。ロッジではゾウ、キリンが観察でき、サバンナモンキーを始めジリスなどが庭先までやってきた。また、ロッジのレストランでは待望のジャネットが姿を見せ、ワニまで現れた。朝の食事時にはたくさんの鳥たちがパンくずを目当てにやってきた。
三日目はサンブル最後のサファリ。目当てのネコ科を探すことが出来なかったが、サンブル固有動物を数多く見ることが出来た。サンブルからナイロビに戻り、一泊。
ケニアサファリの最終日はナイロビ国立公園。早朝サファリで入場するや否やライオン出現に出くわしたが、これも藪の中に。予想はしていたものの雨期ということもあり、ネコ科との遭遇のチャンスは少なかった。それでもコンゴニを始め、毛色の薄いヌーを始め、ケニアで見られるレイヨウ類を見ることが出来、ケニアの旅の締めくくりとなった。
今回ガイドをつとめてくれたピーターさんは以前小倉先生のドライバー・ガイドをしていた人で、動物、とくに鳥にも詳しく、すべて和名にて教えていただいた。厚く御礼申し上げます。